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2013年9月28日(土) 東奥日報 ニュース



■ 風間浦、佐井村長「再考を」/「オフセン」大間優先

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 県が27日、大間原発オフサイトセンターの立地について大間町を優先して検討する方針を示したことに、大間町の金澤満春町長は「当然の判断」と歓迎した。一方、同町と「大間原発3ケ町村協議会」を構成する風間浦村、佐井村は、原発関連施設が立地町の大間だけに集中する不満などから「県に再考を求めたい」と反発している。

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 金澤町長は同日の取材に「オフサイトセンターは原発の立地町にあるのが基本」との姿勢をあらためて強調。町が今年6月に新たに選定した材木地区のセンター候補地について「今後、県と国に適地かどうかを判断してもらい、了となれば、その場所で着々と進めたい」と語った。

 一方、風間浦村の飯田浩一村長は、オフサイトセンターの立地は原発の完成時期が示された後で議論すべきものとして「原子力に関する国のしっかりとした方針がまだ示されず、原発が運転できるかどうかも分からないのに、なぜセンターの話が先行するのか」と強い不快感を示した。

 佐井村の太田健一村長は、同村のオフサイトセンター候補地が材木地区と隣接している点を指摘し「場所にほとんど違いがないなら、立地自治体の共存共栄を進める観点からセンターは大間以外に造るべきだ」と主張。村の誘致姿勢は継続するとし「県には候補地を再検討してほしい」と述べた。

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