【ロンドン=欧州総局】3日のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ11.54ポイント高の6449.04で引けた。上昇と下落の構成銘柄数はほぼ拮抗(きっこう)した。
指数への寄与度が大きい石油のBPが上昇した。2010年に発生したメキシコ湾での大規模な原油流出事故を巡って、賠償金の支払い猶予を認める判決が出たことを受けて買われた。
生保のアヴィヴァも高かった。米国での売上高が市場予想を上回ったことが好感された。総合保険のRSAインシュアランス・グループも上昇した。
前日に売られたスーパーのテスコも買い戻された。このところ軟調だった食品・日用品のユニリーバと、医薬品のグラクソスミスクラインにも買いが入った。
一方、鉱業株は全面安。ベダンタ・リソーシズやフレスニージョ、アングロ・アメリカンの下げが目立った。
アナリストが投資判断と目標株価を引き下げたビールのSABミラーも下落。
建設資材のCRHや品質試験サービスのインターテック・グループ、ポンプ製造のウェアー・グループなども売られた。
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