大仁田　元貴闘力挑発に「プロレスをバカにしている」

元貴闘力の鎌苅氏から宣戦布告に「リングは俺が準備してやる」と受けて立つことを宣言した大仁田（左）。右は大仁田に１１月１０日のアパッチプロレス大阪大会への参戦を要請した金村キンタロー Photo By スポニチ

　大相撲の元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏（４６）の宣戦布告に対し、大仁田厚（５５）が受けて立つ構えを見せた。鎌苅氏の格闘家転身と「襲撃への１００倍返し」宣言を受け、３日に都内の事務所でスポニチ本紙の取材に応じ「相撲のことに関して言うのなら分かるが、プロレスのことを言うのはプロレスをバカにしているようで頭に来る」と怒りをあらわにした。

　初代タイガーマスクの佐山聡に「俺が大仁田をやっつける」と発言した鎌苅氏は先月２８日のリアルジャパン観戦中、大仁田に襲撃されて左腕と右腰を負傷。回復を考慮すると、１２月１２日のリアルジャパン後楽園大会で対戦する可能性が高いとみられていたが、舌戦がエスカレートすれば早まる可能性もある。「準備をしているならば、いつでも俺がリングを用意してやる」。条件さえ整えば大仁田興行で対戦する意向を示した。