2日、「モーニング娘。」のリーダー・道重さゆみ(24)とプロデューサーのつんく♂(44)らがNHKの海外向け音楽番組「J―MELO」の放送400回記念取材会に出席した。海外でも人気だという日本のアイドルたち。その中に「モー娘。」も含まれるが、つんく♂は自身の「アイドル論」についてこう熱く語った。
「(日本が好きな層は)国によってはすごくニッチだったりする。その層に応えていけばいいのか、それなりのテクニックで(一般受けを目指して)出て行ったらいいのか葛藤する。アニメの主題歌のような曲を作って、アニメのコスプレのような衣装を着せて、海外進出すればそれなりにリアクションはあると思う。500人くらいのライブハウスだったらすぐにいっぱいになるかもしれんけど、そこから広げられるかどうか。モーニング娘。が歌う曲はニッチじゃない、いわゆるオタクと言われてない方に打って出られるはずという気持ちで作っている。この先、彼女たちが世界に出て自然とお茶の間に溶け込んでいける作品を作ることが僕にとってうれしいこと。それがスターになっていくひとつの道だと思う」
つんく♂の言う「オタク」層とは、AKB48ファンのことだろう。「モー娘。はオタク狙いじゃない」「オタク好みするアイドルはスターじゃない」と言い切ったつんく♂の本音は波紋を呼びそうだ。
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