■京都・男児(2)暴行死 父親 河原の空き家でも暴行
京都府綾部市で2歳の長男を川底に叩きつけて死亡させたとして逮捕された父親が、直前に侵入した近くの空き家でも長男に暴行していた疑いがあることがわかりました。
この事件は3日、京都府綾部市で2歳の長男の足を持って川底に叩きつけたとして、城陽市に住む34歳の父親が殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたものです。
長男は搬送先の病院で死亡が確認され、警察は容疑を殺人に切り替えました。
警察によりますと犯行の直前、近くに住む人が「空家に男が窓ガラスを割って、子どもを連れて入った」と通報しましたが、この空き家でも父親が長男に暴行を繰り返す姿が目撃されていました。
「(長男の)頭を踏んづけたという感じがしましたけどね。子どもさん(長男)が横たわっていて、こういう感じで(踏んづけた)、ここから見えたんです」(目撃者)
その通報のおよそ5分前、父親は現場近くでトラックと接触する事故を起こし、トラックの運転手が110番通報している間に、長男を連れて立ち去ったということです。
「『警察に電話します』と言って、警官とやりとりして『相手はどんな状態なのか』と(警官に)言われて、男の車をのぞきに行ったらいなくなっていた」(トラックの運転手)
父親は精神疾患で通院歴があり、調べに対して容疑を認める一方、「霊が見え、子どもと車が壊れた。呪われている」とも話していて、警察は刑事責任能力の有無についても調べています。 (10/04 12:17)
|