カブスがジラルディ監督に破格のオファーへ　ヤ軍は引き留めへ

　１０月末でヤンキースとの３年総額９００万ドル（約９億円）の契約を満了するジョー・ジラルディ監督（４８）に、新監督として破格のオファーをする方針だ。２日に米放送局ＥＳＰＮ（電子版）などが報じた。カ軍関係者が「オーナー陣は、集客能力があるジラルディ監督の雇用を真剣に検討している」と明かした。

　９月３０日にスウェイム監督を解任したカ軍は今季、６６勝９６敗でナ中地区最下位。５年連続でＰＳ進出を逃し、観客動員数も５年連続で減少している。ジラルディ監督は本拠地シカゴがあるイリノイ州出身で、１９８６年にドラフト５巡目でカブスに入団した。

　一方のヤ軍も、キャッシュマンＧＭが２日に同監督の代理人と会談し、延長契約を提示した。両者は３日も会談する予定で、同ＧＭは全力で慰留する方針を明言している。