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【グラニュース】ピクシー「残り試合全力」2013年10月4日 紙面から
名古屋グランパスは3日、ドラガン・ストイコビッチ監督(48)の今季限りでの退任を発表した。ストイコビッチ監督は練習終了後に会見し、感傷に浸りつつも「シーズンの最後まで、しっかりと結果を良くして終えたい」と決意表明した。後任は未定で、若手を育成できる日本人監督候補を11月中旬の取締役会に向けてリストアップをし、シーズン終了後の発表をめざす。 こみ上げる寂しさや悔しさをプロフェッショナルとしての自負で包み込み、ストイコビッチ監督は詰め掛けた報道陣の前に立った。「私はまだ監督です。まだ7試合あります。残りのシーズンをしっかりとゲームをこなし、結果を良くして終えたい」。旋風、栄光、そして挫折を味わったこの6年間。最後は選手に言い続けてきたネバーギブアップ精神を強調し、有終の美を誓った。 前日2日の練習後、福島副社長と久米GMが同席のもと、契約満了に伴う退任を告げられた。「この時点で退任を言われることは、いいタイミングだ。6年間やってきて、いつかは去る日が来ると思っていた」と、冷静に受け止めた。この日は練習前に選手たちに説明。「これからいろいろなことがあると思うが、がんばってほしい」と語りかけた。 退任を告げられたばかりで、今後の予定は未定。ただ「家族と一緒に時間を過ごしたい」と話し、自宅のあるパリに戻る。クラブはアドバイザーなどの名誉職の打診もしない方向で、フリーの立場となる。かつては日本代表監督就任の希望も語っていたが、「今はシーズンの途中で、今考えなければならないのは残り7試合のこと」と、この日は明言を避けた。 一方、ピクシー体制を引き継ぐ後任について、クラブは若手を育成できる日本人監督を何人かリストアップ。11月中旬にある取締役会で候補を絞り込み、早ければ11月中にも内定する見込み。カリスマとともに歩んだ黄金期に終止符を打ったグランパスは、大きな変革期を迎える。 (宮崎厚志) PR情報
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