時事通信 10月4日(金)12時47分配信
実態のない会社名義でスマートフォン(多機能携帯電話)を契約し、だまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策第1課は4日までに、詐欺容疑で、会社員望月昭成(26)=横浜市緑区=と松坂健太(25)=岩手県釜石市=両容疑者を逮捕した。「身に覚えがない」などと述べ、いずれも容疑を否認しているという。
逮捕容疑は1月3日、横浜市内のドコモショップでスマートフォン4台(計約25万円相当)を実態のない法人名義で契約し、だまし取った疑い。
同課によると、昨年6月〜今年3月、ソフトバンクなどの販売店で「iPhone(アイフォーン)5」など計240台余りを同様の手口でだまし取ったとみられる。携帯電話は通信に必要な「SIMカード」を抜き取った後、都内の中古買い取り業者に転売し、少なくとも1000万円を稼いでいたという。
最終更新:10月4日(金)12時48分
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