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できごと
戦車も通れます!「巨大いかだ」淀川に登場 陸自が災害訓練
2013.10.4 10:24
陸上自衛隊第4施設団(本部・京都府宇治市)は4日、南海トラフの大地震や豪雨での災害派遣に備え、大阪府摂津市の淀川に「門橋」と呼ばれる金属製の巨大いかだを浮かべ、車を運ぶ訓練を公開した。
門橋は橋が破壊された場合など、川を渡る手段がない場所で味方の部隊や車両を乗せて運ぶための機材だが、災害時にも有用。東日本大震災の際は、大津波で連絡橋が崩壊した宮城県東松島市の宮戸島で、物資の運搬に使われた。
この日は5つに分割されたアルミ製の部品を河川敷に運び込み、運搬車の荷台を傾けて次々と川面に投下。隊員がつなぎ合わせると、戦車も通れるという全長約35メートルのいかだが約1時間で完成した。
訓練を指揮した第102施設器材隊長の湯田哲彦2等陸佐は「手順を確認し、備えを万全にしたい」と話した。
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