３回、２ランホームランを放つ阪神・鳥谷＝横浜スタジアム（撮影・鳥越瑞絵）【拡大】
７得点で快勝も、総得点はリーグ最少。守り勝つ野球が不可欠な虎にとって、要の鳥谷の存在はより際立つ。ＣＳの甲子園開催が決まった指揮官は「これでスッキリして集中して、次にいける。目標をしっかりと切り替えて、もう１回立て直していく。きょうでいろんな意味で吹っ切れたと思うし、ＣＳに向かっていきたい」と力を込めた。
「勝つこともそうだし、ゲームの内容もしっかりしたい」と鳥谷も呼応した。あと３試合、そしてその先へ－。戦いは、これからだ。（山田 結軌）
本拠ＣＳならお得
★営業はホクホク
ファーストステージの主催権を獲得したことで大幅な利益が得られる。球団関係者によると最大３試合、１試合４万６０００人の観衆で換算すれば入場料、飲食料、物販料などでおよそ６億６０００万円の売り上げ。さらにおよそ１試合２～３０００万円の放送権やスポンサー料も加算すれば３試合で推定７億５０００万円以上の収益が期待できる。関係者は「それ以外にも阪神電車、阪神タクシーなどへの売り上げもあるからね」とホクホク顔だった
★アドバンテージも
ファーストステージで引き分け試合が発生した場合、３試合終了時点での対戦成績が「１勝１敗１分け」あるいは「０勝０敗３分け」と同じ勝敗数になった場合、２位球団が勝者となるアドバンテージがある。また２試合終了時点で勝者が決定した場合（「どちらかの球団の２勝」もしくは「２位球団の１勝１分」）、３試合目は行われない
（紙面から）
Copyright (C) 2013 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.