【上原密着24時(2)】レッドソックスの上原浩治投手(38)は2日(日本時間3日)、本拠地フェンウェイ・パークで青組と紅組に分かれて行われたシミュレーションゲームで6回表から紅組の3番手としてマウンドに上がり、1回を1安打無失点だった。球数は12球と安定した制球力を見せつけた。
レッドソックスは前日に続いての練習日。4日(同5日)から始まる地区シリーズに向け、シーズンチケット保持者や近隣の住民に無料開放し、青組と紅組に分かれたシミュレーションゲームを行った。6回表、場内アナウンスで「コージ、ウエハラ」とコールされると、バックネット裏やベンチ上などを中心に集まっていた約3000人のファンは「おおっ!」と大歓声。登場テーマ曲であるダルードの「サンダーストーム」が流れるとスタンドはさらに盛り上がった。
先頭のマクドナルドの初球はカーブ。結局カウント2―1からスプリットで三塁ゴロに仕留めた。続くブラッドリーも初球はカーブ。カウント1―2からストレートを中前にはじき返された。エルズベリーをカウント1―2からスプリットで4―6―3の二ゴロ併殺に打ち取ると、スタンドからは大きな拍手が起こった。
打順や打者は自由に変更され、二死で好守交代するなどフレキシブルなゲームで、上原は「(実戦の雰囲気は)全くないですね。(ピッチングの)テーマは持っていなかった。(チェックしたかったのは)本当に投げられるかどうか。投げられたので良し」と振り返った。2人続けて初球をカーブで入ったことについては「あれはもう半分遊び。(プレーオフでは)使わない。来年以降の課題としたい」と説明した。
プレーオフは3度目だが、今年は中継ぎではなくクローザーだ。しかし、上原に気負いはない。「気持ちが完全に入っていくわけじゃない。あとはけがをしないように投げられたらいいと思っていた。それがクリアできたので、今日は終わりです」
ゲーム前にはキャッチボール、投内連係、右翼での短距離ダッシュで汗を流すなど普段と変わりはなかった。充実の表情で球場を後にした上原に死角はない。
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