国体などで福島県産米使い支援10月03日 07時03分
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原発事故による風評被害にあっている福島県の農業を支援しようと、東京都は国民体育大会とそれに続く全国障害者スポーツ大会に参加する選手団やスタッフに配る弁当に福島産の米を使う取り組みを始めています。
東京で先月28日に開幕した国体と今月12日に開幕する全国障害者スポーツ大会には、合わせて2万8000人の選手や役員が参加します。
これらの大会に合わせて、東京都は原発事故による風評被害にあっている福島県の農業を支援しようと、開会式の会場や競技会場で選手団やスタッフに配る弁当に、福島産の米を使う取り組みを始めています。また、国体の競技会場がある25の市区町村も都の要請を受けて、選手団などに配る弁当に福島産の米を使っています。
これらのコメは、すべて放射性物質を調べる検査によって安全性が確認されているということです。
東京都スポーツ振興局の神田明課長補佐は「東北の被災地では、まだ風評被害が続いていると聞いているので、東京都としてさまざまな形で支援していきたい」と話しています。