エースの放った過激発言の波紋が収まらない。ザックジャパンは6日からの欧州遠征でセルビア戦(11日=日本時間12日)、ベラルーシ戦(同15日)を控えるが、MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)の言動がチーム内の“しこり”になっている。アルベルト・ザッケローニ監督(60)にエースへの“指導”を求める声も上がっており、欧州遠征での対応が注目されそうだ。
本田はグアテマラ戦(9月6日)後、FW柿谷曜一朗(23=C大阪)のプレーを絶賛する一方で「今までの代表(1トップ)は両極端だった。デカくて足元のうまくないタイプとか、足元がうまくても数字(得点)を挙げられないタイプとか」と話した。チームメート批判ととれる内容だったが、日本サッカー協会の原博実技術委員長(54)は本田の発言について「どういう場所で、どういうタイミングでの発言かも聞いてない。悪いことではないと思う」と問題視しない方針を示している。
だが、すでに引退した元日本代表選手は「柿谷を褒めるのはいいけど、その時にほかの選手を批判しないことは、どのクラブでも必ず指導されているはずだし、とにかくリスペクトがない」と不快感を示すなど、波紋は収まっていない。
そんななか、海外でプレーする日本代表選手の代理人はこんな見解を示した。「本田は言い過ぎだよ。一度、ザッケローニ監督から注意を与えないとダメだろう」。代表チーム側にエースの指導を求めたのだ。
本田の魅力の一つが歯に衣着せぬ発言であることは事実。実際、今回も悪意はなく単に柿谷を持ち上げただけだが、影響力の大きいエースの言動として適当ではないことも確かだろう。このままだとチーム内にしこりが残る可能性もあるだけに、指揮官から「もうちょっと配慮してくれ」などと本田にクギを刺してほしい…というわけだ。
今月の欧州遠征なら絶好のチャンス。ザック監督自ら直接面談すれば、本田も納得するはず。ここは指揮官の“介入”が必要か――。
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