【ダマスカス=杉山正】シリアの化学兵器廃棄計画を実施するため首都ダマスカス入りしている化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)と国連の合同査察団は3日までに、「化学兵器の製造施設の破壊は間もなく行われる」と発表した。ただ、化学兵器の貯蔵量についてはシリア政府と議論中で、詳細は明らかになっていないという。
来年半ばまでにすべて廃棄する計画で、査察団は、期限を守る責任はシリア政府にあると強調した。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部