<巨人0-1ヤクルト(2日)>果たしてシンデレラボーイとなるか。巨人は2日のヤクルト戦(東京ドーム)に0―1で競り負けた。だが、先発した19歳の2年目左腕・今村は6回1失点と上々の投球。プロ初黒星を喫したものの、前回の9月23日の広島戦(6回2失点)に続いて2戦連続で結果を出した。首脳陣の評価も上々で、クライマックスシリーズ(CS)ベンチ入りメンバーはほぼ確実。内海、杉内、菅野らに続いてCSで先発する可能性も出てきた。
「堂々としたマウンドさばきをしている。時にゆっくりなフォームで、時にクイックで投げ、頭脳的な投球をしている。投手としての感性を感じさせるね」。
川口投手総合コーチがベタボメするほどの内容だった。今村は直球が140キロ台前半ながら、フォーク、そして打者を幻惑する80キロ台後半のカーブといった変化球の制球がしっかりできていた。
印象的なのは0―0で迎えた4回だった。先頭の上田を外角スライダーから87キロ、95キロと2球連続でスローカーブを外角低めへ決めて力のない左飛に打ち取ると、第1打席で二塁打を放たれた4番・飯原には外角低めへフォークを揃えて二ゴロ併殺打。球威がなくとも、打者を抑えるための“原点”といわれる外角低めへの制球が冴えた。
5回に山田に一発を浴びたものの、6回1失点で降板。この日、ヤクルト打線が主砲バレンティンを先発メンバーから外していたとはいえ、堂々たる内容だ。今村は「(一発について)もっとインコースに投げ切らなくてはいけないところに甘く入った。もっと意識して練習していかないと」と悔やんだが、原監督は「(今村が相手に)自分のスイングをさせていないのが、大きな可能性を秘めていると感じる。(CSでの出番の)位置は一戦ごとに上がっているよね」と高評価。
先発から救援へとつなぐ“第2先発”としてはもちろん、それ以上の期待を寄せた。頼もしい若武者の登場の一方で、やや不安なのが攻撃陣。ヤクルト9年目の松岡にわずか3安打に抑え込まれ、プロ初完投・初完封を献上してしまった。村田が前日の死球でスタメンから外れたが、その他はベストメンバーと言っていい布陣だっただけに、復調が待たれるところだ。
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