<西武2-1ソフトバンク(2日)>痛恨の1敗――。3位のソフトバンクが2日の西武戦(西武ドーム)に1―2で惜敗。クライマックスシリーズ圏をかけた4位と直接対決に敗れ、その差を1ゲームに縮められた。ファルケンボーグが同点で迎えた8回に被弾。打線も拙攻でチャンスをつぶしてしまった。万が一、今日3日も西武に敗れれば4位に転落となる。秋山ホークスは今季最大の「負けられない一戦」を乗り越えられるか。
1―1の同点で迎えた8回、この日、背部痛から一軍復帰したばかりのファルケンボーグが手痛い1発を浴びた。3番・栗山に甘く入ったフォークを叩かれ、打球は右翼スタンドへ一直線。大事な試合を落とした。
嫌な流れだった。直前の8回、打線は絶好のチャンスをつぶしていた。西武・牧田から、この日スタメンに抜てきされた福田が左翼線への二塁打で出塁し、細川の犠打で一死三塁。だが、ここから1本が出なかった。ホークスは中盤5回にも無死二、三塁の好機がありながら、細川のスクイズ失敗などで得点できず。拙攻がたたった格好だ。
前夜のオリックス戦で20安打を放ち大暴れした打線が沈黙。秋山監督も「点を取らないとな。チャンスはあったじゃないか。(スクイズ失敗は)めちゃくちゃ痛いよ」と肩を落とした。
先発・寺原はきっちり粘って試合をつくった。シーズン最後の先発登板。今季の“総決算”を誓ったマウンドだった。FA移籍での古巣復帰1年目は大きく期待を裏切った。たび重なる故障で戦線離脱したばかりか、4勝7敗と負け越し。それだけに「チームにとっても大事な試合だし、最後はしっかり投げないといけない。今まで何を打たれてきたのか、まとめたものを見たりして準備していきたい」と気合十分で臨んだ一戦だ。
これまでの寺原は走者をためた場面で急に崩れて大量失点するケースが目立ち、気持ちの弱さが指摘されてきた。だが、この日は違った。5回4安打1失点。粘りの投球でリリーフ陣にバトンを渡した。ただ、意地は見せたもののチームの勝利につながらなかった。
寺原は試合後「(CSなども含めて今季は)今後の登板はないと思います。詳しくは明日、話します」とコメント。故障再発を抱えながらの力投だった可能性もあるだけに、この1敗は痛い。
連敗すれば4位転落。まだ3位と優位なのは変わらないが…天国か地獄か、今日3日の西武戦が分水嶺となる。
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