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【異論暴論】正論11月号 特集『はだしのゲン』許すまじ!
2013.10.1 08:03
■ゲンは第二の教科書問題だ
「なんできらいな天皇をほめたたえる歌を歌わんといけんのじゃ。天皇は戦争犯罪者じゃ」
マンガ「はだしのゲン」の主人公ゲンが、中学校の卒業式で教師らに反抗するシーンだ。
「数千万人の命を平気でとることを許した天皇をわしゃ許さんわい」
今年8月、このマンガの閲覧を一部制限した松江市教育委員会に対し、メディアや市民団体などから「表現の自由の侵害だ」という批判が巻き起こった。これに対し脚本家の井沢満氏が、「作品内容を把握した上で批判しているのか」と疑問をぶつけている。純粋に教育的な観点から見て、小学生にまで自由に読ませるのは妥当かどうか-と。
そこで正論編集部では、このマンガの内容を詳細に検証し、問題となるシーンを一挙掲載した。それをみれば、学習指導要領に明らかに反した過激な描写の数々に、保護者はがくぜんとするに違いない。
天皇への罵声、教師への反抗、国歌の否定、凶悪犯罪の容認、愛国心の拒絶、根拠のない自虐史観…。
日教組の機関紙にも連載された「はだしのゲン」には、日教組の反日的なイデオロギーがふんだんに盛り込まれ、日教組の教師たちによって学校に持ち込まれた。
改めて問う。それを何の予備知識もない小学生にまで自由に読ませるのは妥当かどうか。
井沢氏は、「『はだしのゲン』騒動は形を変えた『教科書問題』である」と訴えている。
(川瀬弘至)
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