新日本プロレスのNEVER無差別級王者・内藤哲也(31)が、ベルトの意義復活へ向けた青写真を明かした。すでに見失われつつあったNEVER王座の設立目的は、来年1・4東京ドーム大会でIWGP挑戦権利証を保持する内藤が巻いたことによりさらに混迷化。新王者はこの事態を自らの手で解消するという。
内藤は9月29日の神戸大会で田中将斗を撃破。プロ入り7年目でついに初のシングル王座を手に入れた。
だが手放しで喜べない複雑な事情がある。そもそも同ベルトの設立目的は「若手の底上げ」だった。ところが内藤が負傷欠場した初代王座決定トーナメント(昨年11月)以降は若手興行「NEVER」の開催そのものがなくなり、王座戦も「田中vs本間朋晃」「田中vs石井智宏」など、若手もへったくれもないカードが連発されていた。
そんな状況下で新王者となった内藤も、今夏のG1を制し、来年1・4ドームのIWGP挑戦権利証まで保持する身。はっきり言って権利証のほうがベルトより価値が高いのは一目瞭然だ。内藤も「今はみんなドームのメーンの座のほうが欲しいはず。その現状は分かりますし、だからこそ王者として悔しい思いはありますよ」と認めた。
とはいえこのままでは、せっかく取ったベルトの意味がなくなりかねない。そこで内藤は「1・4までは権利証保持者として、誰の挑戦でも受けます。ただしIWGPを取ったら、2本のベルトを一緒にはしない。NEVERは『NEVER』でしか防衛戦をしない」。消滅危機にある若手興行を復活させるべく強硬手段に打って出て、ベルト本来の意義を取り戻すつもりだ。
ずいぶん気の長い話だが、確かに新日プロにある3本目のシングルベルトに大義名分を与えるには他に道はない。14日両国大会の高橋裕二郎とのV1戦を皮切りに、絶対に負けられない戦いの連続となりそうだ。
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