人気漫画で大津知って 「ちはやふる」近江神宮で展覧会
競技かるたを題材にした人気漫画「ちはやふる」を通じて「かるたの聖地」大津を体感してもらおうと、大津市神宮町の近江神宮時計館宝物館で展覧会が開かれている。大津ゆかりの場面を複製原画などで紹介する。
「ちはやふる」大津展は、びわ湖大津志賀観光振興協議会が主催。漫画は競技かるたに熱中する主人公らが、近江神宮で毎年夏に行われる全国高校選手権を目指す青春物語で、随所に市内の風景が登場する。
会場では、神宮の楼門や拝殿、主人公が泊まった旅館などが描かれた複製原画19点とアニメ画像12点が、写真と並べて展示されている。主人公が着用したことになっている旅館浴衣の実物、京阪電車で運行中の「ちはやふる」号のプラモデルもある。
訪れた同市桜野町の会社員島﨑雄平さん(25)は「漫画は知っているが、近江神宮とかるたのつながりは知らなかった」と話していた。12月1日まで。月曜休館(祝日開館)。入館料が必要。
【 2013年10月04日 09時27分 】