武藤敬司（５０）率いる新団体「ＷＲＥＳＴＬＥ―１（Ｗ―１）」に入団した真田聖也（２５）が、意外な肉体改造法を明かした。

　１日付でＷ―１に正式入団した真田は、旗揚げシリーズの４大会にフリーとして参戦。天然ぶりを前面に押し出したオトボケ言動が周囲を驚かせただけでなく、肉体もシェイプアップされていた。真田は「ピークで１０５キロあったんですけど、１０キロちょっと落ちました。トレーニングもしたんですけど、メキシコ料理で下痢しちゃって…」とトホホな顚末を明かした。

　６月いっぱいで全日プロを退団した真田は自費でメキシコに渡り、単身武者修行を行った。日本人が陥りがちな食あたりに真田もハマり、体重はみるみる激減。さらに現地の市場で購入した土産を食べ、性懲りもなく帰国後に食あたりを再発させた。さすがの真田も「腹筋を出したい方…いや、誰にもオススメできないですね」と苦笑いだ。

　それでもカナダ、メキシコ修行で内面も強化された。「前（全日時代）は何をやったらいいか考えても、体が脳に追いついてこなかった。カナダでは２２連戦というのもあったし、完成形に近づいてきた。狙ってるわけでもなく素に近い。ＫＡＩ以外の選手とやってみたい」。良くも悪くも進化を遂げた真田はマイペースを貫く。