日本の太陽光発電は承認の14%、土地や送電網に制約多く
10月2日(ブルームバーグ):日本の太陽光発電は土地や送電網に制約が多く、発電容量が承認されたプロジェクトの14%にとどまっていることがブルームバーグ・ニューエナジーファイナンス(BNEF)の調査で分かった。
経産省が発表したデータに基づいてBNEFが1日に発表したリポートによると、2012年7月に再生可能エネルギーの電力固定買取制度が始まって以降、太陽光発電は2090万キロワットが設備認定を受けたが、5月時点で290万キロワットの発電量にとどまっている。
同リポートによると、大型プロジェクトが遅れの大半を占めており1300万キロワットの承認に対し44万キロワットと3%に低迷している。
BNEFによると、日本は今年690万-940万キロワット増える見込みで、世界最大の太陽光発電市場になると予想されている。
原題:Japan’s Solar Projects Constrained by Land and Grid, BNEFSays(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Tokyo Chisaki Watanabe cwatanabe5@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/02 12:45 JSTニュース一覧
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