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韓国 5年ぶりの軍事パレード10月1日 22時52分
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韓国は、軍の創設を記念する日に当たる1日、5年ぶりにソウル中心部で軍事パレードを行い、射程1000キロ以上に及ぶ巡航ミサイルを初めて公開するなど北朝鮮をけん制しました。
5年ぶりとなる軍事パレードは、数万人の市民が沿道を埋めるなか、ソウル中心部で行われました。
パレードでは、各軍の兵士たちが気勢を上げながら行進したほか、特殊部隊や戦車も登場しました。
さらに射程1000キロ以上に及び、精密な爆撃能力があるとされる新型の巡航ミサイルが初めて公開され、市民からは「北朝鮮よりも優れた最新兵器を目にして安心できた」などという声が聞かれました。
また、軍事パレードの前に空軍基地で行われた閲兵式では、アメリカの国防長官として初めてヘーゲル長官が出席するなか、パク・クネ大統領が演説し、「われわれは北朝鮮が核を放棄するまで強力な抑止力を構築しなければならない。米韓の強固な防衛体制を維持しながら、防衛のための先制攻撃能力や韓国独自のミサイル防衛システムなどを早期に確保する」と述べて、強い決意を示しました。
北朝鮮はこのところ、新型の長距離弾道ミサイルのものとみられるエンジンの燃焼実験を行ったほか、実験用原子炉を再稼働させたと受け取れる動きも見せており、1日の一連の式典は、韓国政府がアメリカとの結束を強調しながら北朝鮮を強くけん制するものとなりました。
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