:2013/10/03 (木) 23:42
ラガルドIMF専務理事は、米債務上限が引き上げられなければ米国だけでなく世界経済全体に打撃が及ぶ恐れがあると警告し、引き上げで早急に合意することが必要不可欠だと強調した。
米経済は過度の財政引き締めで痛手を受けており、2013年の成長率は2%を下回るとの見通しを示した。2014年は財政引き締めの影響が後退するため約1%ポイント押し上げられるとしている。
日本については、積極的な金融刺激策が機能している模様で、成長率を約1%押し上げるとしている。
また、来年のユーロ圏経済はプラス成長に転換し、約1%成長へ回帰すると述べた。
新興国市場については、米緩和縮小観測による5月以降の市場の混乱が主要新興国の成長を0.5~1%押し下げる可能性を示している。
USD/JPY 97.35 EUR/USD 1.3616