スペイン国債入札、予定額上限を調達 利回り低下
[マドリード 3日 ロイター] - スペイン政府は3日実施した中長期債の入札で、予定額上限の35億ユーロ(47億6000万ドル)を調達した。落札利回りは前回入札から低下した。
実施されたのは5年債と10年債の入札で、調達予定額は25億─35億ユーロだった。
2018年1月31日償還債は発行額が9億5500万ユーロで、平均利回りは2.795%と、前回5月23日の入札の3.001%から低下した。応札倍率は2.7倍と、5月の1.9倍を上回った。
2018年10月31日償還債の発行額は13億8000万ユーロで、利回りは3.128%と、前回9月5日入札の3.477%から低下した。応札倍率は2.0倍と、前回の2.6倍から低下した。
指標2023年10月31日償還債は発行額が11億8000万ユーロ。平均利回りは4.269%と、1カ月前の入札の4.503%を下回った。応札倍率は2.0倍と、前回と変わらずだった。
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