維新:広島県知事選で独自候補断念
毎日新聞 2013年10月03日 21時42分(最終更新 10月03日 23時05分)
任期満了に伴う広島県知事選(10月24日告示、11月10日投開票)について、日本維新の会は3日、独自候補の擁立を断念する方針を明らかにした。広島県総支部代表の中丸啓衆院議員(比例中国)は「広島には(維新の)地方議員がおらず、今の段階で候補者を擁立できる地盤がない」として、自主投票になるとの見通しを示した。
維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)は広島知事選での独自候補者擁立に意欲を示していた。しかし、7月の参院選広島選挙区に擁立した公認候補が落選し、候補者擁立が難航していた。
知事選には、再選を目指す現職の湯崎英彦氏(48)=自民、公明推薦=と、共産党系団体が擁立を決めた新人の大西理氏(47)が出馬表明している。【中里顕】