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”みあれ祭” 漁船団が海上パレード

10月1日(火) 16時39分

玄界灘に秋の訪れを告げる宗像大社の「みあれ祭」がきょう行われ、大漁旗を掲げた100隻を超える漁船団が勇壮な海上パレードを繰り広げました。

宗像市沖合いの大島では、けさ9時半に色鮮やかな大漁旗を掲げた漁船が次々と出港し、およそ4キロ離れた対岸の神湊港を目指しました。

みあれ祭は、宗像大社が祭る三柱の女神が一年に一度、再会する神事です。

沖ノ島の沖津宮と大島の中津宮のご神体を乗せた御座船を、120隻の漁船団が守りながら、勇壮な海上パレードを繰り広げ、本土の辺津宮に送り届けます。

「みあれ」という言葉には、新しい霊力をもらうという意味があり、豊漁や海の安全を祈る祭りとして、700年以上に渡って続けられています。

宗像大社では、このみあれ祭を幕開けに、きょうから3日間、秋の大祭が開かれます。

2013年10月1日(火)のニュース