【浅倉拓也】大阪工業大などを経営する学校法人常翔学園(大阪市旭区)は27日、大阪市から購入した北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に、「梅田キャンパス」として地上22階地下2階のビルを建設すると発表した。
2016年秋に完成し、大工大の工学デザイン分野が移転し、摂南大や広島国際大も産学交流拠点にするなど、数千人規模の学生が利用する予定。梅田では最大規模の大学キャンパスとなる。
場所は阪急梅田駅の東側にある繁華街の一等地で、約4650平方メートル。梅田東小が1989年に廃校になった後、生涯学習施設として使われていたが、同学園が11年に市から90億円で購入した。低層階には多目的ホールや飲食店も入り、一般の利用も想定している。