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がれき処理 宮城で目標達成も福島は9月27日 12時2分
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東日本大震災で発生したがれきについて、宮城県では先月末の時点で88%まで処理が進み、今月末までの処理目標を1か月前倒しで達成したことが、環境省のまとめで分かりました。
環境省は震災で発生したがれきと津波による堆積物について、宮城県と岩手県では来年3月末までに処理を終える計画です。
この計画を実現するため、環境省は今月末までに、宮城県で87%、岩手県で78%のがれきを処理するという目標を、ことし5月に打ち出していました。
このうち宮城県では、先月末の時点で88%まで処理が進み、目標を1か月前倒しで達成したことが環境省のまとめで分かりました。また岩手県についても、先月末の時点で75%と、目標を達成できる見通しだということです。
さらにこの2県では、津波による堆積物についても処理は順調に進んでいて、環境省は計画どおり来年3月末までに処理を終えられるとしています。
一方、福島県では、がれきと津波による堆積物の処理は、原発事故による避難区域でほとんど処理が進んでおらず、避難区域を除いた地域でも45%にとどまっていて、完了するめどは立っていません。
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