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中間貯蔵施設 2町に各5か所計画9月27日 4時13分
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除染で出た土などを保管するため福島県内に建設される予定の中間貯蔵施設について、環境省がボーリング調査が終わった大熊町と楢葉町に保管のための施設をそれぞれ5か所ずつ設けるなどとした計画をまとめたことが分かりました。
中間貯蔵施設は除染で出た土や廃棄物を保管して放射性物質の飛散を防ぐ「貯蔵施設」や、草木や汚泥などを焼却して量を減らすための「減容化施設」などで構成されます。
こうした施設を環境省は福島県の原発周辺にある双葉町、大熊町、楢葉町の3町に分散して建設する方針ですが、このうち、ボーリング調査が終わって施設を設置できると判断した大熊町と楢葉町について、「貯蔵施設」をそれぞれ5か所ずつ設けるなどとした計画をまとめたことが分かりました。
このうち、除染で出た土を保管する施設については、町ごとにそれぞれ4か所設置するとしています。
また、1キログラム当たり10万ベクレルを超える放射性物質の濃度が高い廃棄物を保管する施設については、強固な地盤で居住地域から離れた場所にそれぞれ1か所ずつ設ける予定です。
その近くに「減容化施設」を設置するとしています。
一方、双葉町についてはボーリング調査が始まっていないため、今後、施設の設置計画を検討するということです。
環境省はこうした計画を27日開かれる専門家の検討会に示し、意見を求めることにしています。
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