「元祖トロッコ」デザイン一新 JR四国が公開
全国初のトロッコ列車として1984年から今年8月末まで運行した「清流しまんと号」のデザインを一新した「しまんトロッコ」をJR四国が3日、公開した。5日から予土線窪川(高知県四万十町)―宇和島(愛媛県宇和島市)間で運行する。
新しいデザインは、JR九州のデザイン顧問として知られる水戸岡鋭治さんが考えた。四万十川流域の川や緑に映えるよう車体は山吹色で、車内で快適に過ごせるよう防寒・防風シートや、テーブルを設置した。
車両は、動力部がディーゼル車両のキハ54形式車両で、材木などを運ぶ貨物車だったトラ45000形式車両を引っ張る。