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【孝政日記】9月23日〜24日 これまでの声援に心から感謝2013年10月1日
23日(広島戦・ナゴヤ ○5−1) 2年目の川崎が7イニングを1失点でプロ初勝利。最近、投げっぷりが良くなっていたから、初勝利は時間の問題だった。安心して見ていられた。新人だった去年のことを思えばすごい成長。たくましさが出てきた。 24日(広島戦 △1−1) ウエスタン・リーグの全日程が終了した。結果は37勝61敗9分けで借金24。今年は「勝つ」ことを目標にやってきたが、残念な数字しか残せなかった。ファンの方には、これまでの声援に心から感謝すると同時に、おわびを申し上げるしかない。 私の信念は「プロ野球は管理されてやるものではない」「管理されてやるのはプロじゃない」だ。だから、選手の自主性を最大限、重んじてやってきたが、2軍監督を務めたこの2年、最下位という結果を振り返ってみれば、選手を大人として認めすぎたかな、という思いもある。 ただし、これだけは強調したい。われわれがお手伝いできるのは練習までだ。試合になれば誰も助けてはくれない。頼れるのは自分の力だけだ。投手なら打者を抑える、打者ならヒットを打つしかないのだ。 結果を出すために必要なのはプロ意識。言い換えれば自己管理、ケガをしない強い体づくりだ。今季はケガ人が多かった。これはスタッフ、フロントの問題でもあるが、選手自身の意識の問題でもある。今季、ケガで苦しんだ選手は、オフはないつもりでトレーニングをやってほしい。「選手の1年は冬で決まる」のだ。 選手は1年で大きく変わることができる。身近に良い例がある。岡田だ。去年は2軍でもボールが先行してばかりで「ノーツー」と呼ばれていた投手が、今季は1軍で欠かせぬ選手に成長した。その投げっぷりは今や堂々たるもの。西川、小川、川崎らには励みになったはずだ。ぜひ、続いてもらいたい。 4月から約半年、書かせていただいた「孝政日記」も今回で最後。来季の選手たちの大きな飛躍を、ピンチとチャンスに強い選手になることを期待して、筆を置かせていただく。読者の皆さま、長い間のご愛読ありがとうございました。(終わり) PR情報
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