最終更新: 2013/10/03 17:25

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目黒5歳児窒息死事件 母親、起訴事実認める「しつけようと...」

東京・目黒区で2012年9月、5歳の息子にポリ袋をかぶせるなどして死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている母親の初公判が25日、東京地方裁判所で開かれ、母親は起訴事実を認めた。
重田史都(しづ)被告(42)は、法廷でうつむき、声を震わせながら、「重田史都です。会社員です」と話した。
重田被告は2012年9月、東京・目黒区の自宅で、当時5歳だった三男の滉史(こうし)君の手足を縛り、口などを粘着テープでふさいだうえで、頭からポリ袋をかぶせるなどして死亡させた、傷害致死の罪に問われている。
25日、東京地裁で開かれた初公判で、重田被告は「わたしのしたことで、滉史が亡くなったことに間違いはありません」と、泣きながら起訴事実を認めた。
夫と4人の子どもに恵まれた重田被告は、なぜ、わが子を死に至らしめるような行為に及んだのか。
検察側の冒頭陳述によると、事件の前日、重田被告は、子どもたちがおもちゃを片づけないため、「片づけないなら捨てる」と、ゲーム機をごみ袋に入れたという。
翌日、滉史君が「ゲーム機を出してほしい」と訴えたため、重田被告は、滉史君をしつけようと考えた。
重田被告が「ゲーム機と息吸うの、どっちがいいの?」と尋ねると、滉史君は「ゲーム機」と答えたという。
この滉史君の答えに対し、重田被告は、「息を吸うことが大切であるということを伝えたい」と、滉史君の手足を縛り、口を粘着テープでふさぎ、頭からポリ袋をかぶせたという。
およそ1時間後、夫が気づき、滉史君は病院に搬送されたが、3日後、低酸素脳症で死亡した。
重田被告は、「謝ったり反省したら、取るつもりだった」としている。
しかし、重田被告は、当時飲んでいた睡眠導入剤と酒のため、滉史君にポリ袋をかぶせたまま、寝てしまったという。
25日の裁判で、弁護側は「被告は、子どもたちを心から愛し、これまで虐待したことはない。ごみ袋をかぶせたことは、薬の服用が影響していて、現在は深く反省している」と主張した。
判決は、10月3日に言い渡される。

(09/25 18:26)


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