―― 「わっしょい百万夏まつり」の公式サイトを見たらCAみたいな感じになってて……。 ゆうこす 家族から笑われました! 言葉づかいも「ゆうこは」って言ったらダメですし。 ―― どういうきっかけで始められたんですか? ゆうこす 福岡のグルメって明太子じゃないですか。でも私が生まれ育った北九州のグルメといえば? って言われたらみんな思いつくものがなかったんですよ。北九州っていったら工業の鉄鋼の街ってイメージで。でも三方の海に囲まれていて、関門海峡ダコだったり、玄界灘ではサバとれたり、若松スイカやキャベツなど新鮮な野菜があって美味しい食材があるんですが、伝わってないってことでそれが自分的にショックだったんです。これを伝えたいっていう想いで自分でエントリーしました。 ―― スタッフの方には相談した上で? ゆうこす やってもいいですかって事務所の方に相談して、それで選ばれて。Twitterやブログで北九州の自分の生まれ育った町に恩返しじゃないけど、そこの食材をアピールしたりしたかったんです。 ―― そこも料理と繋がってる、と。今ではポケモンやってる暇もないほど忙しいわけですけど、前にブログで「料理と関係ない仕事をしてはならないって思いました」って書かれて、てそこは悩やみながら、でも強い意志をもって料理でいこうっていう想いがあるんですね。 ゆうこす やっぱ料理の道で頑張っていこうと思ってて、始めが肝心だと思ってるので。将来どうなるかわからないですけど、始めは土台をしっかりしないといけないと思って今は料理をちゃんとしっかり勉強しようと思ってます。 ―― 知名度があるといろんな仕事がくると思うんですよね。そのときにやっぱりやりたい、やりたくないっていうのは料理を重視して選んでる? ゆうこす やりたくないっていうわけではなくて、それに料理のこと加えてもいいですか? って。 ―― なるほど、仕事に料理の事を加えれば、ゆうこすのやりたいこともできますね。 ゆうこす PRもできるし。 ―― 今日のゆうこすカフェでもファンの方から「CD出さないんですか?」っていう質問がありましたが、前みたいな活動を求められる方もいると思うんですけど、そういうことを考えることありますか? ゆうこす そうですね、将来的には料理関係の歌だったりとか、作りながら歌うとかも……。 ―― まいんちゃんぽいですね。 ゆうこす まいんちゃん好きだったんですよ! そういうことも考えたこともあったんですけど、でもそれはやっぱり今頑張って料理のことを勉強して、基盤を固めてから将来考えていきたいなって感じです。 ―― それで自分の可能性を広げていけるように? ゆうこす みんなに喜んでもらいたいって気持ちが強いですね。料理してる人って清潔感のイメージが強くないと、っていうのがあって。もし私が主婦の立場だと考えたら、元アイドルっていうだけで「料理できるの?」って思ってしまうんですよ。グラビアだったり歌だったりをすると「ほんとに料理上手いの?」って思われそうで。「ちょっと上手いアイドル」みたいな、料理好きって思われちゃうんじゃないかって思ってたんで、真っ直ぐに料理が好きだっていうのは伝えていきたいです。 ―― イベント最後に「いつかお店を出したい」と言っていましたが、どんなお店を考えていますか? ゆうこす 今、生活習慣病とか若い子にも増えていたり、女性の平均寿命が世界1位だったのに台湾に抜かされたりとか「日本大丈夫かよ!?」って思うところがあったんで、野菜重視の、栄養学じゃないけど、健康とか食育とか食の大切さとかを伝えられるお店を出せたらいいなと思ってます。 |