2015年春に金沢―長野間が開業する北陸新幹線で、JR東日本とJR西日本は2日、(1)東京―金沢間を最速約2時間半で結ぶ「速達型」(2)多くの駅に止まる「停車型」(3)東京―長野間の「現長野新幹線型」(4)富山―金沢間の「シャトル型」の4タイプを運行させると発表した。すでに公募した中からそれぞれの列車の名前を決め、近く発表する。
北陸新幹線、「長野」の案内継続新幹線の名称については、法律上の正式名称「北陸新幹線」を使う。ただし、JR東は、「長野新幹線」の呼称が定着しているため、乗客が混乱しないように首都圏の駅では案内板やアナウンスなどに「北陸新幹線(長野経由)」の表現を使うとしている。
またJR西は、金沢延伸に伴い、大阪と北陸方面を結ぶ特急「サンダーバード」を金沢駅止まりとすると発表。金沢以東の接続の利便性の維持のため、「シャトル型」を運行するとした。