“副収入”100億円突破!? NHK「あまちゃん」グッズでボロ儲け
【芸能】
2013年10月2日 掲載
NHKエンタープライズのHPより
「関連する書籍やCD、DVDを含めればグッズの数はさらに増えます。放送終了直前にも、『関連グッズを販売したい』という問い合わせが複数ありました。朝ドラの関連グッズは1番組につき、100点を超えることすら珍しい。あまちゃんグッズの数字は突出しています」(広報部)
01年以降の朝ドラで関連グッズが100点を超えたのは、01年の「ちゅらさん」(約180点)、02年の「さくら」(約160点)、11年の「おひさま」(110点)と、3作品のみ。あまちゃん人気の凄まじさが、よく分かる。
この勢いに乗って、NHKエンタープライズは、関連グッズを集めたショッピングサイト「あまちゃん★モール」を開設。Tシャツやマグカップのほか、番組内に登場した「北の海女手ぬぐい」(1260円)や北三陸鉄道のお座敷車両のNゲージ(2835円)、おなかを押すと「じぇじぇじぇ!」としゃべるマスコット人形(1659円)など、多彩な商品がズラリと並ぶ。
製造・販売元からのライセンス料は「副次収入」としてNHK本体の財務内容を潤わせる。NHKは昨年度から3年間の経営計画で、〈競争力あるコンテンツの開発強化などにより、子会社等からの副次収入拡大〉を掲げている。数年前までは〈副次収入の目標額100億円を実現〉と数値目標も掲げていた。
今年度の収支予算では、副次収入の額を92億円と見込んでいた。予想以上のあまちゃんフィーバーで、悲願の100億円突破も夢じゃない。これでチョットは受信料を引き下げれば、「NHKは儲けすぎ」という批判も減るのに……。