東スポWeb 9月30日(月)10時59分配信
今年一番の人気ドラマ「半沢直樹」(TBS系)が“超”高視聴率のうちに終わったが、心配されるのが同じ日曜午後9時枠で10月スタートする、SMAP木村拓哉(40)主演ドラマ「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」だ。痛いドラマタイトル、お粗末過ぎるストーリー…。不安材料は他にもある。先週で終わったNHK人気朝ドラ「あまちゃん」のヒロイン能年玲奈(20)に、なんと共演オファーを断られていたというのだ。
「半沢直樹」の高視聴率効果で、TBSはウハウハだ。8月の平均視聴率ではゴールデン(午後7〜10時)とプライム(午後7〜11時)時間帯でフジを上回り、民放3位に躍り出た。局関係者は「久々の明るい話題で社内も活気が出てきた。最終回も40%超えしたし、9月もフジを超える可能性はあるだろう」と声を弾ませる。
ただ「半沢直樹」が終わったこの枠は10月以降、相当の苦戦が予想される。
「高視聴率ドラマと同じ枠は非常に難しい。それだけに今回は、高視聴率を期待して“あまちゃん”に出演をオファーしたんだが断られた。それで局内でも『やっぱり無理か…』というムードが漂ってる」と局関係者。
TBSが能年にオファーを出したのは、主役・木村の妹役だった。もし実現したら「『あまちゃん』終了後、初の仕事がキムタクとの共演」となり、大きな話題になるのは間違いなかったが、能年サイドから、まさかの共演拒否を食らったという。
「まあ能年としては、あれだけ評価された『あまちゃん』の次の仕事は慎重になるのも当然。まして『半沢直樹』の後の枠では、視聴率を20%程度取っても評価されず、こんな割に合わない仕事はない。決してキムタクとの共演が嫌だったわけではないでしょうけど…」(芸能プロ関係者)
とはいえ木村サイドは大ショックだ。「結局、妹役はAKBの大島優子に決まりました。もちろん大島の実績は能年以上だから不満はないけど、『半沢直樹』の直後のドラマと考えると、やはり能年の方が話題性はあったでしょうね」と同関係者。最近の木村サイドは、ドラマ共演者にブレーク中の女優をキャスティングするケースが目立つ。2年前、TBSの同じ枠で放送された主演ドラマ「南極大陸」には、綾瀬はるか(28)と芦田愛菜(9)が出演した。
当時の綾瀬は、出演したやはり同枠のTBSドラマ「JIN―仁―」シリーズが高視聴率を獲得。芦田もフジの日曜午後9時枠ドラマ「マルモのおきて」で一躍大ブレークした。キャスティングについては「SMAP育ての親」と言われ、業界では有名なジャニーズ事務所のI女史の意向が大きいと言われる。
「昔みたいにキムタクだけで数字が取れる時代はとっくに終わってるから、Iさんも焦ってるんでしょう。一昨年、綾瀬と芦田を共演させたように、能年を欲しがったんでしょう」(前同)
綾瀬と芦田の“助け”があっても、キムタク主演の「南極大陸」は期待されたほどの視聴率は得られなかった。今回は共演者ではなく、前評判の悪さが逆に宣伝となり意外と高視聴率を取ったりして!?
最終更新:10月2日(水)7時14分
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