エクスカリバー系主人公の伝説は海鳴市から始まった (ポチデス)
夜中の寝る間に思いついて試しに書いてみた。夜のテンションで書いたからもう文がめちゃくちゃだと思うが反省はしない。これを書いたことは朝になって後悔した。徹夜だよ。本家のうざいエクスカリバーではないです。ちょいうざいだけです。
エクスカリバー系主人公の伝説は海鳴市から始まった
★平凡な毎日が退屈で刺激が欲しいと思ってたら誘拐されました。
・とある廃墟のビルの中
「とっとと解放しなさいよバカー!あんた達何してんのかわかってんの!?」
「あ、アリサちゃん落ち着いて。刺激しちゃまずいよ。この人たち頭悪そうだからバカって言ったらすぐキレちゃうよ。」
「おいそっちの月村の嬢ちゃん!テメーの言葉にキレちまったよ!」
ガタッと音を立てて椅子から立ち上がった監視役の男が縛られて床に座ってる私たちの元に来てすずかのお腹を蹴った。
「ったく!ちっと大人しくできねーのかこのクソガキ共は。」
「すずか!ああ、なんてことすんのよ!」
「テメーが静かにしねーからだろ!だまってろ!」
「ゴホッゴホッ!わ、私は大丈夫だから大人しくしてようアリサちゃん。きっと助けが来るわ。だって鞄の中に発信機が付いてるし。」
「「はっ!?」」
すずかがさりげなく言った言葉に私と誘拐犯の口から間抜けな声が漏れた。
「おい、こいつの荷物を調べろ!」
「お、おう!」
それから大慌てで誘拐犯達が私たちのカバンを調べてわかりやすくピコーンピコーンと光っている発信機を見つけて青ざめる誘拐犯。
「お、おい!どうするよ!?確実に俺たちの居場所がばれてんぞ!」
「くそ!携帯電話を取り上げて安心しちまってた!」
頭をかかえる誘拐犯たちを見てニコニコしてる親友に一番刺激してんのアンタじゃない・・・とやるせない思いを抱いたがアリサは言葉にしなかった。
すぐに助けが来るとおもって安心したアリサだったが一人の誘拐犯の行動によってまた危機が訪れる。
「このまま逮捕されるぐらいなら美幼女でDT捨ててやる~!」
「ちょっ!いくらなんでも相手は小学生だぞ!ロリコンだったのかおまえ!」
「ないわ~それはないわ~!」
DTって何って思ったが周囲の人間の言葉から私たちに乱暴することだと理解し顔が青ざめる。すずかも先ほどより顔が悪く・・・なんで真っ赤になってんの?
「うお~!唸れ俺の右手!」
周りの仲間の制止する手を振りほどき、男が私の服を掴んで破く。
「きゃあああああああああああ!!」
「あいつ本気だぞ!ちくしょうこうなったら俺も乗るしかないこのビッグウェ~ブに!」
「お、おい!おまえもか!?」
「アリサちゃんが乱暴されちゃう・・・ハアハア。」
「もういや~誰か助けてぇぇぇ!!」
絶体絶命のピンチに必死に助けを求める。だが都合よく助けに来るヒーローなどいないことなどわかっていた。しかし諦めたくはなかった。必死に助けを求めて叫んだ。そしてそれは現れた。
『エ・クス・・・バ~~。ックスキャリバ~~。』
「おい、なにか聞こえないか?」
「警察がきたのか!?」
「いや違う・・・これは・・・歌?」
『フロムユナイテッドキングダム!アイムルッキングフォーヘブン!アイムゴーイングツーキャルフォルニア~~♪』
奇怪な歌を口遊みながら現れたのは日本に似つかわしくない白い紳士服を着て、これまた似つかわしくないステッキを振り回し、とても長い白いシルクハットを頭に被せた。私たちと同い年くらいの金髪の男の子だった。
「な、なんだガキかおどかせやが『おい、そこな金髪。私が気持ちよく日課の散歩しているところを水差したのはおまえか?』って・・・おい聞けよ!」
いきなり出てきた珍妙な恰好をした可愛らしい顔の男の子から外見とは裏腹の傲慢で生意気な声が聞こえて思わず怒鳴りそうになったけどここはそんなこといっている場面じゃないと自制して、彼に逃げて助けを呼んでもらうと口を開き。
「あんた早く逃げ『ヴァカめ!』あたっ!」
男の子がステッキで頭を殴ってきた。
「な、なにすん『これを見たまえ。』最後まで言わせなさいよ!ってなにこれ?契約書?」
涙目で睨むと金髪の男の子がセリフを遮り一枚の紙を渡してきた。そこにはこう書かれていた。
★エクカリバーと契約するにあたって守って貰いたい10の項目(本当は守って貰いたい項目は1000ほどあるのだが子供にはやさしいのだよ私は)
1、契約主はエクスカリバーに3食のおいしいご飯を用意すること。注:手抜きは許されない。
2、契約主は毎日1時間、私の武勇伝の朗読会には必ず参加すること。注;本当は5時間なのだが以下略。
3、契約主は快適な住まいを提供すること。注:ふかふかのベッドじゃないと私は眠れないのだよ。
4、・・・・・・・・・
以下全略
「な、なによこれ・・・・。」
思わずめまいを起こしそうになった。なんてうざい文章を見せてくるのだろうかコイツは。睨みつけてもまったく怯まず透き通った瞳でこちらを見つめてくる。そしてステッキを私の後ろに向け言った。
『私と契約すればそこで襲われている娘を助けられるぞ?』
「えっ!」
バッと勢いよく振り向くと、なんと後ろにいるはずのすずかは最初に叫んだ男に捕まっていた。髪を撫でられお腹をすりすりされている。初めて見る変態に頭が真っ白になった。
「・・・・っすずか!」
「ア、アリサちゃんだめ・・・見ないでぇ・・・!」
「ハアハア・・・美幼女の髪prpr」
「おいどうするよアレ。あれ見たらやっぱり無理だわドン引きだわ。」
「アイツはもうほっとけ。それよりさっさとここから逃げようぜ。俺もうめんどくなってきたわ。」
「あ、俺も俺も~。」
なにやら男たちがすずかを襲っている男をおいて逃げようとしている。せめてこいつ連れて行きなさいよ!!
そしてどんどん混沌とする場に耐えられなかった私はついに人生最大の間違いを犯す。
『んで、契約するかね?』
「契約でもなんでもしてやるからどうにかしなさいよーーーーー!!」
『うむ、ならば手に取るがいい。最強の剣を。そして彼女を助けるのは君自身だ。』
「何を言って・・!?」
いつのまにか紳士服を着た男の子は縛られた私の前に立ち縄を切り、一瞬で消えた。
次の瞬間、そこには眩いばかりの神々しい光を放つ聖剣が宙に浮いていた。思わず私はその存在感に身を震わせながらも立ち上がり、一歩、また一歩と近づき、それを掴んだ。
次の瞬間、一層と強くなった光に取り込まれ、私は目の前が真っ白になった。
光は5秒程たつと弱くなり視界が戻る。手にはうっすらと光る先ほどまで男の子だった両刃の剣。正直訳が分からなかった。
「ア、アリサちゃん・・・?」
ハッとすずかの声で自分がなにをするべきか思い出す。すずかを拘束している男に向かって剣を振りかざす。これで降参してくれれば・・・!!
「な、なんなんだおまえはぁぁぁぁ!」
男は叫び懐に手を入れ黒くて大きい・銃!?切りたくはなかったが命の危機を感じたアリサは即座に振り降ろそうと・・・
「わぁ、アリサちゃん大胆ですてき・・・。」
「えっ?」
すずかの言葉に振り下ろす前にちらっと下を向き気づく。自分がとんでもない恰好をしていることに。
幼い肢体を包むのは銀のガントレットにグリーブ。そして胸から上と背中の生地がない大胆な白い高級感漂うドレスだった。あと後ろに純白の翼があるのだが見えていない。
露出率の高い自分の恰好を認識すると同時に頭に血が上り顔が真っ赤になる。そしてプチんと何かが切れる音がした。
「う、うきゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「ん、なにやら後ろが騒がしいいやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!??」
絶叫とともに振り降ろされた一撃は最強の幻想。銃を出した男を飲み込み、ついでに外で逃げようとした男たちが乗った車も飲み込み、幻想の光は悪を滅ぼしたのだった。
『ふむ、いいセンスだ。エクスカリバーに転生したのはよかったかもしれない。エ~クスキャ~リバ~♪エ~クスキャ~リバ~♪エ~ックスキャ~リバッ!♪』
完
★あったかもしれない未来
「アリサちゃん。海に変なもの浮いてるよ?」
「何よアレ?気持ち悪いわね・・・ぶった切ろうかしら。来なさいエクスカリバー!」
海に浮かぶ醜悪な生き物の塊を見て即座にエクスカリバーを呼ぶ。 召喚された男の子は即座に剣に転身。それを掴むことでアリサは超常の力を得る。
「毎度慣れないわねこの恰好は・・・。」
「そんなことないよ。私はその恰好のアリサちゃん好きだよ・・・ぽ。」
「顔赤らめないでよ・・・。まぁいいわ。いくわよ!!エクス・カリバーーーーーーーー!!」
『高エネルギー反応!!?クロノ君とみんな、退避してぇぇぇぇぇぇ!』
『最強の幻想の前に闇のプログラムや魔導師など塵も同然よふはははは!』
汚物が消毒され、きれいになった海からぷか~っと浮いてきた魔導師たちはアースラ職員の必死の救出作業によってなんとか無事でしたとさ。
完
続かない!