サーチナ 10月2日(水)16時20分配信
安倍晋三首相は7日から8日にかけてインドネシア・バリ島で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)と東南アジア諸国連合の首脳会議への参加を決定したが、中韓両国首脳の拒否により、日中および日韓それぞれの首脳会談は見送られることになった。1日付で環球時報が報じた。
報道によると、日本政府は外交ルートを通じて習近平中国国家主席と朴槿恵韓国大統領との首脳会談を希望したが、両国は日本の希望を断った。
同会議ではオバマ米大統領との会談も計画されていないため、記事は、「安倍首相にとっては寂しい会議となりそうだ。国内の高まる支持率とは逆にAPECでは何も成果を残せそうにない」と論じた。
環球時報の同記事に設けられたコメント欄には中国人ネットユーザーから、「安倍首相は表裏のある投機的な政治屋にすぎない。日本国民も世界の平和を愛する人たちもいつの日か彼の演技に嫌気がさすだろう」と、安倍首相を非難する声が寄せられた。
また別のユーザーは「安倍首相の高い支持率は、日本政府の外交政策が民意によって支持されていることを示している。こうした民意が吉と出るか凶と出るかは今後明らかになるだろう」と述べ、日本国民に原因があると主張した。(編集担当:村山健二)
最終更新:10月2日(水)16時20分
読み込み中…