UPDATE 1-ECBは市場金利を注視、上昇抑制へあらゆる手段講じる用意

2013年 10月 3日 00:49 JST
 
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(ドラギ総裁の発言などを追加しました)

[パリ 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は2日の理事会後の記者会見で、ECBは市場金利の動向を注視しており、必要に応じて上昇を抑えるためあらゆる政策手段を講じる用意があると言明した。

理事会では主要政策金利であるリファイナンス金利を0.5%に、下限金利の中銀預金金利も0.0%、上限金利の限界貸出金利も1.0%に、それぞれ据え置いた。

ドラギ総裁は、景気回復を脅す恐れや、インフレを過度に低い水準に押し下げる恐れのある市場金利の動向を「特に注視」しているとし、「短期金融市場については、金融政策スタンスに影響を及ぼし得る動向に特に注意を払っている」と言明。「追加の長期資金供給オペ(LTRO)も含め、必要に応じあらゆる手段を活用する用意がある」と述べた。

主要通貨バスケットに対し2年ぶり高値近辺にあるユーロ相場については、政策目標ではないものの、ユーロ圏経済への影響に注意していると発言。

「為替レートはECBの政策目標ではないが、成長および物価安定にとり重要であり、動向に注意している」と述べた。

ユーロ圏経済に関しては「9月までの調査に基づく信頼感に関する統計は、経済活動が低い水準から段階的に改善するとの見通しを裏付けている」と指摘。ユーロ圏における基調の物価圧力は中期的に抑制された状態が続くとの見通しを示した。

不安定なイタリア政局が懸念されているが、ドラギ総裁はユーロ圏全体への波及リスクは小さいとの認識を示した。

ECBの債券買い入れプログラムや各国政府が実施した構造改革などの結果、ユーロ圏は抵抗力が強まっているとし、「数年前のようにユーロ圏全体の基礎を傷つけてはいない。ユーロ圏と通貨ユーロは抵抗力が増している」と述べた。

また、域内の銀行に対して実施される資産評価やストレステスト(健全性審査)をめぐっては、悲惨な結果は予想していないとしたうえで、すべてを明らかにし、完全な透明性を確保することが重要だと強調した。

一方で、両審査の結果を受けて影響が広がった場合に備え、安全網を整える必要があると述べた。審査の詳細は月内に明らかにするとした。

 
 

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