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更新: 2013年10月 2日 15:30
平成25年10月2日
公益社団法人日本将棋連盟
日本将棋連盟は、本年1月の公益社団法人日本女子プロ将棋協会(LPSA)による、第6期マイナビ女子オープン準決勝の対局放棄に端を発した問題の後、LPSAが、本件問題に関する反省とマイナビ様に謝罪することを受け入れ、LPSA公式サイトにて「マイナビ様への謝罪」の文章を掲載しました。
それを受け、三者契約の必要があり、契約期限の迫っていました女流王位戦を契約し、渡部愛さんの特例女流3級を認めました。
ところが、LPSAはわずか1か月で「マイナビ様への謝罪」をトップページから外し、再発防止策の提案もなく、さらに石橋代表理事によるマイナビ様と当連盟を非難するコメントが掲載された誌面が確認され、LPSAを当連盟の棋戦存続を脅かす存在とみなさざるを得なくなりました。
当連盟は、LPSAとの間で、これまで各棋戦を円滑に運営するため相互協力関係を約する旨の合意書を締結してまいりました。しかし、棋戦を主催・協賛して下さる主催者様、スポンサー様を守るためにも、LPSAとは契約関係を維持することはできませんので、本年9月30日を期限とする当該合意書については、更新をしておりません。今後、現在のLPSAという組織とは一切の契約・交渉をしないことに致しました。
最後に、本件問題では、スポンサーの皆様、将棋ファンの皆様にはご心配をおかけして申し訳ございませんが、以上の措置は、当連盟として女流棋界を盛り上げるために断腸の思いで下した決断ですので、何卒、ご理解、ご支持を賜りますようよろしくお願い申し上げます。