PM2.5:「3日以降 九州など西日本に到達」と予測
毎日新聞 2013年10月02日 19時58分(最終更新 10月02日 20時04分)
国立環境研究所は中国で高濃度になっている微小粒子状物質「PM2.5」が3日以降、九州など西日本に到達すると予測している。週末には運動会を予定している学校もあり、研究所は「自治体の予測情報の整備が進んでいるので、こまめに注意してほしい」と呼びかけている。
福岡管区気象台によると、九州北部では2日に大陸からの北風が吹いた。PM2.5がこの風に乗って運ばれてくるとみられる。
一方、沖縄に接近している台風23号の影響で九州で南風が吹けばPM2.5の濃度も下がる可能性があるという。
福岡市では5日に市立小中学校5校、6日に13校が運動会を予定している。市教委は5月、日平均大気1立方メートル当たり140マイクログラムを超えると予測されたら運動会の延期を要請すると各学校などに通知している。【関東晋慈、黒澤敬太郎】