「大型台風前に溜まり水を測定しなかったのは、希釈されるのを待ったのか?」
http://no-border.asia/archives/14805
「溜まり水の測定値を読み違えたまま排水開始」
http://no-border.asia/archives/14716
測定した溜まり水の採取時刻は、「9月15日15時45分から21時25分」ということであった。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=36&block_no=0295&year=2013&month=09&day=15&view=p1つまり、「溜まり水」は、15日13時台の1時間に41ミリの豪雨のあと、採取され、測定したことになる。過去の記事でも言及したとおり、豪雨で希釈されてからの採取・測定であった。台風前に、溜まり水がくるぶし程度あったのにも関わらず、なぜ測定しなかったのか?(地震と違い、天気予報で大型台風がくることはわかりきっていた!)
なぜ、排水した際の測定値のデータに、採取時刻を公表しなかったのか?
(通常、東京電力の測定データは、採取日・採取時刻は明示してある。
はっきりと豪雨後の採取であるにも関わらず、なぜ、筆者が質問するまで、公表しないのか)
台風による豪雨で溜まり水を排水した、と説明する際、東京電力は16日の豪雨についてしか言及しなかった。
なぜ15日の豪雨に言及しなかったのか。豪雨後に測定したという事実をなぜすぐに出さなかったのか。
数々の疑問、懸念が残る。
これらの質問をぶつけた会見の筆者の質疑を書き起こす。