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最終更新:2013年10月2日(水) 21時14分

“国産米”と偽って納入の業者、「加工米」も混ぜ納入の疑い

“国産米”と偽って納入の業者、「加工米」も混ぜ納入の疑い

 流通大手のイオンが販売したおにぎりなど米の産地が、納入業者によって偽装されていた問題で、新たにこの業者が、主食用には使えない「加工米」も混ぜて納入していた疑いのあることが、JNNの取材で明らかになりました。

 この問題は三重県四日市市の「三瀧商事」が、イオン向けの弁当などを作る食品加工会社に対し、大量の中国産の米を「国産米」と偽って納めていたものです。

 問題の発覚以降、三瀧商事はイオンなどに、中国産以外の米は「主食用の国産米」と説明していましたが、実際には主食用ではない「加工米」も混ぜていた疑いがあることがわかりました。転用は2010年からおよそ1000トン=1800万食分に上る可能性があります。

 日本酒用などの加工米は、「主食用にしない」という条件で、安い価格で流通しており、農林水産省は食糧法違反などの疑いもあるとみて、調査を進めています。(02日11:16)

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