首位日テレ、フジは3位に転落 テレビ局直近平均給与に変化

大追跡 - 週刊実話

 テレビ局の直近年間給与が明らかになったが、大きな変化が生じている。
 会社四季報によると、’12年3月期決算まで首位を独走していたフジ・メディア・ホールディングスが3位に転落したのだ。
 ’12年3月期段階までは1510万円(44・3歳)だったが、直近の’13年3月期では1479万円(44歳)に落ちた。フジHDに代わって首位になったのが日本テレビホールディングスで1491万円(47歳)。フジHDは業績がよくないので給与を抑えたようだが、それでも高給であることに変わりはない。

 以降は、’13年3月期のテレビ局年間給与ベスト10だ。
(1)日テレHD 1491万円(’12年3月期1425万円)
(2)東京放送HD 1484万円(同1377万円)
(3)フジHD 1479万円(同1510万円)
(4)朝日放送 1444万円(同1397万円)
(5)テレビ朝日 1303万円(同1303万円)
(6)スカパーJSAT HD 1222万円(同1161万円)
(7)テレビ東京HD 1210万円(同1287万円)
(8)RKB毎日放送 1196万円(同1158万円)
(9)電通 1143万円(同1145万円)
(10)WOWOW 1001万円(同1001万円)

 今回は日テレの“年収急増”が目立つ。
 ’11年3月期では1333万円と低かったが、なぜなのか。
 「年収を抑えたのは故氏家齊一郎会長でした。2年前に大久保好男社長になってから、評判が悪かった給与決定システムをやめ、キー局の中では低い年収の増額につとめた。女子アナの大量退社や、’11年に視聴率三冠王を達成したことも上がった要因といえます。反対に、フジHDの凋落は視聴率低下などが原因による総売り上げの減収が響いている。’08年3月期は3829億円だったが、’12年3月期は3290億円。わずか4年で539億円の落ち込みである。毎期平均135億円ずつ下落していたことになる」(テレビ業界関係者)

 それでも、お笑い芸人がバカ騒ぎする番組を作っただけで、高給をもらうテレビ局社員はうらやましい限りである。

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