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TPP「閣僚間で合意に道筋つけたい」
10月2日 21時8分

甘利経済再生担当大臣は、3日からインドネシアで開かれるTPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る閣僚会合に出席するため、2日夜現地に到着し、「事務レベルの交渉で結論が出ない分野について、閣僚間で合意への道筋をつけたい」と述べました。

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る閣僚会合は、3日から今月6日までインドネシアのバリ島で開かれ、農産物や工業製品の関税撤廃を議論する「物品市場アクセス」など交渉が難航している分野を中心に、打開策を協議することになっています。
甘利経済再生担当大臣は、日本時間の2日午後7時ごろ現地に到着し、記者団に対し、「事務レベルの交渉で結論が出ない分野について、閣僚間で合意への道筋をつけたい。建前論だけでなく、本音に踏み込んで合意を探る場にしたい」と述べました。
また、甘利大臣は、3日アメリカの交渉責任者であるフロマン通商代表と個別に会談する予定で、「TPPの交渉参加国で経済規模が1位と2位の国が交渉をリードし、大筋合意に向けた協力態勢を作りたい」と述べました。

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