「白斑」昨年10月に指摘
カネボウ美白化粧品で医師
カネボウ化粧品の美白商品で肌がまだらに白くなる「白斑」の健康被害が出た問題で、同社が昨年10月、中国地方の皮膚科医から「白斑の症状が出た患者がいる」と連絡を受けていたことが6日、分かった。患者が使用していたのは自主回収対象となった商品だった。
カネボウがこの時点で対応を取っていれば、その後の被害を減らせた可能性もあるとみて、厚生労働省はカネボウに対し、詳しい経緯を報告するよう求める方針。
カネボウは、別の医師から今年5月に患者の報告が寄せられたことが自主回収のきっかけになったと説明していた。(共同通信)
【 2013年08月06日 12時10分 】