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志賀原発活断層調査結果先送り
9月26日 15時57分

石川県にある志賀原子力発電所で断層が活断層かどうかを調べている北陸電力は、原発の東側で新たに見つかった地層の露出した部分について、引き続き調査を行うため、今月中に予定していた国への最終報告書の提出を12月下旬に先送りすることを決めました。

志賀原発では1号機の真下を走る「S-1」と呼ばれる断層が活断層ではないかと指摘され、北陸電力は調査の最終報告書を今月中に原子力規制委員会に提出する方針でした。
しかし、追加調査の結果、先月下旬、原発の東側でこれまで確認されていなかった地層の露出した部分が新たに見つかったということです。
これについて北陸電力では、すでに把握している断層の一部と見ていますが「S-1」と呼ばれる断層と連動した場合の評価に影響を与える可能性もあるため引き続き調査を行うとして、最終報告書の提出を12月下旬に先送りすることを決め、26日午後、規制委員会に報告しました。
原発の規制基準では、活断層の真上に原発の安全上重要な設備を設置することを認めておらず、規制委員会は北陸電力の最終報告書を受けてから現地調査を行い、活断層かどうかを判断することにしています。

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