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泊原発 安全審査が長期化か9月26日 5時57分
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運転再開を目指す原子力発電所の安全審査を進めている原子力規制委員会は、北海道にある泊原発に影響を与える火山の評価について、「データが不十分だ」として、北海道電力に詳しく調べ直すよう求め、泊原発は、審査が長期化する可能性が出てきました。
原子力規制委員会は、運転再開を目指す6つの原発を対象に安全審査を進めていて、25日は原発に影響を与える火山の評価について審議しました。
このうち泊原発について、北海道電力は、半径160キロ以内にある39の火山を調べ、「過去最大の噴火を想定しても影響はない」と説明しました。
しかし、「気象庁などの公表されたデータばかりに頼らず、みずから調べるべきだ」「根拠となるデータが不十分だ」といった調査不足を指摘する意見が相次ぎ、規制委員会は、北海道電力に地盤の動きや降り積もった火山灰について詳しく調べ直すよう求めました。
泊原発は3基のうち1号機、2号機が「準備が不十分だ」として審査を保留されるなど、不備が相次いで指摘されていて、審査が長期化する可能性が出てきました。
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