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旧アニメ:お蔵入りの幻の最終回とは!?



絵コンテpR42k.jpgbnKTh.jpg


絵コンテの詳細はこの記事の一番下のURLにあります。(追記:残念ながらアクセス不可能になっている模様。というわけで最初に全部載せる。)

英検5級が要約して見るテスト
Title:Old Anime(First series);What is the phantom last story of HUNTER×HUNTER !?

ABSTRACT
In the original schedule,hunter×hunter(First series) was due to complete in all the 62 episodes.
Then a 61 and 62 episodes was doe to became another develop.
61 original schedule : "agonizing × cries × requiem" ※ televised : "Spider Rendezvous × Zoldyck Family × Final Battle"
62 original schedule : "scarlet eyes × silence × catastrophe" ※ televised : "Kurapika × Friends × End of Spiders"
There is the storyboard as evidence is in URL at the foot of this article.(sorry,we can't access to that URL for 403 forbidden error.)
(Probably, Kurapika is dead there.)


まず旧アニメの監督についてWikipediaを参考にしながらおさらいだ。
古橋 一浩(ふるはし かずひろ、1960年6月9日 - )は、日本の男性アニメーション監督、アニメーション演出家。静岡県浜松市出身。
アニメーターの出身で『らんま1/2』から演出方面へと転身した。情景を実写するような演出が特徴的で、彼が絵コンテ・演出を担当した話は評判が良い[要出典]。松本憲生や中嶋敦子、鈴木博文などのアニメーターとタッグを組むことが多く、古橋監督の関わったアニメ作品には映像としても質が高いと評される[要出典]ものが多い。また、アニメーター時代からスタジオディーン制作作品に携わっていたため、演出家に転向してからも同社とは繋がりがある。」
この人はるろうに剣心のOVAの監督でもある。(タッグを組んだ松本憲生が担当したシーンといえば…ゴン対ハンゾーが有名だろう。)

さて以上の知識を前提に、下記の2chの書き込みを見ていただきたい。



http://logsoku.com/thread/comic.2ch.net/anime/1034586434/

51 : 風の谷の名無しさん : 02/10/30 15:17 ID:3lf1OhNv [1/1回発言]
クラピカ→監督自らがクラピカはヒロイン~と公言。監督のオナニーキャラ。
     ラスト2話でクラピカの片目が潰れて三人の前で死ぬというものを
     放映予定だったが原作側の激しいクレームがつき急遽取りやめさせられる。
     この台本はまだ存在する。
キルア→家族に操られて嫌なのに無理やり人殺しをさせられていた
    とっても可哀想な悲劇の美少年。クラピカの次にアニメオリジナル多し。  

53 : 風の谷の名無しさん : 02/10/30 21:18 ID:ZfskiqgO [1/1回発言]
第61話 「阿鼻×叫喚×レクイエム」
第62話 「緋の目×沈黙×カタストロフ」


↑絵コンテもある。原作完全無視のレオ×クラをやたら強調した作りで
止まらない涙をぬぐうゴンだの口元を抑え酷く狼狽するキルアだの
原作無視の滅茶苦茶な作り。
るろ剣星霜といいこのスタッフたちは原作のないオリジナル作ってればいいのに。

54 : 風の谷の名無しさん : 02/10/31 19:49 ID:kEmZmaYZ [1/1回発言]
>53
俺は好きだったが・・・あんま原作に思い入れ無いせいかな。それにしても
古橋叩きは続くね。星霜編を良いって思ってる人もいるんだが。
今更だが「阿鼻×叫喚×レクイエム」とか凄いサブタイだなw

http://unkar.org/r/ranimeh/1201661719

42 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/11/25(火) 21:30:56 ID:???0
集英社と原作者に寄ってたかって変更を迫られた幻の最終回
 連載遅れのせいで、アニメが旅団編をオリジナルに終わらせる必要が出たとかで
 とりあえずコンテだけ切られたボツで鬱な最後の2話
 TVガイドに載ったタイトル 61話 「阿鼻×叫喚×レクイエム」 、62話 「緋の目×沈黙×カタストロフ」
 Q2.幻の最終回って何?
 A2.古橋監督がテレビ版ハンターを完結されるため、独自に製作した最終回
    のこと。最終回放送直後の2001年4月1日にYahoo!オークションに絵コンテが出品
    され、アニメ板やファンサイトで話題となる。
    内容は、旅団への復讐を遂げようとするクラピカが、最後の一人の団長を
    殺害。そして死は死でしか償えないというコンセプトの元、クラピカ自身も命を
    落とす。7年後、ジンと再会したゴンの元へ、ジン暗殺のため、7年前にゾル
    ディック家へ戻ったキルアが現れる。ジンを殺そうとするキルアを止める時
    ゴンは過ってキルアを殺してしまうというもの。(本当かは不明。過去ログ参照)
    あまりの内容に、冨樫が拒否したとの噂。

265 名前:名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!投稿日:2001/03/06(火) 18:10
第62話「緋の眼×沈黙×カタストロフ」

クロロ:永野善一 レミ:金子幸伸  司会:松本吉朗

http://unkar.org/r/cchara/1237023945

20 :名無しかわいいよ名無し[sage]:2009/03/16(月) 00:50:34 ID:UNHsIVPo0
>>19
クラピカがボロボロになりながらクロロに止めをさす寸前に勝利を確信した表情で死亡
→片目が赤いまま死んだクラピカにクロロがキスする
っていうのと
旅団との戦いで片目と手が使えなくなったクラピカが
クロロの死亡確認(呼吸停止しているかどうか)のためにクロロにキスする
→死んでるのを確認、そしてクラピカ死亡
→実はクロロ生きてました~死体はフェイク◆
っていうのがある

ちなみに鬱エンドで没になった絵コンテのタイトル
61話 「阿鼻×叫喚×レクイエム」
62話 「緋の目×沈黙×カタストロフ」
これ月刊テレビジョソみたいなやつのテレビ欄に載ってたらしい
普通にこの内容を放送する気満々だったのがこわいw




そんな話があったのか。寡聞にして新米がために知らなかった。Wikipediaにも書いてなかったと思う。
できるならその話の全容を知りたい…そう思って検索を続けたところ…
真面目に考察しているところがあった!元のURLは削除されていたので復元し、ここに全文転載する。



復元対象サイト:http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/8059/anime-6162.html
復元サイト:http://www.archive.org/


「第61話 「阿鼻×叫喚×レクイエム」
第62話 「緋の目×沈黙×カタストロフ」


 上記2作品は、当初予定されていたアニメ・ハンター×ハンターのラスト2話です。
 しかしこれが放送される事はありませんでした。


 その要因として、
⑴最終回の内容が原作とは掛け離れたアニメ独自のラストであり、原作側からのクレームがきたため。
⑵テレビアニメの続編の制作が水面下で動き始めていたため。
の2点が安易に予想できます。

 そのうち、⑴は噂を辿っていくと本当にあった出来事である事が間接的に分かりますし(冨樫氏がハンターはちゃんと最後まで描き上げるのでと待ったをかけたとの事)、まして最終回に至っては、テレビアニメ制作の最高責任者である監督の古橋氏自らコンテを切っており、その作品をお蔵入りにする権利を持っているのは、原作者である冨樫義博氏及びハンターが連載されている週刊少年ジャンプの発行元・集英社だけです。
 また⑵は恐らくと言う推測の粋を脱しませんが、終了時期の延期(本来は2000年3月、9月の2回の放送終了予定があったが視聴率が上がってきた為に延長が決定した)や上に同じく噂を辿っていくと、最終回放送直前(3月下旬頃)に既に続編のDVDでの発売が決定しているという具体的な話(しかしこの時点では5月発売)が出ています。


 何故、この幻の最終回についての話が出てきたのか。
それは2001年4月2日頃、大手オークションサイトである『Yahoo!オークション』にて、その幻の最終回の絵コンテが最低落札価格25000円にて出品された事が始まりでした。

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b8006178

 現在、そのページは閲覧不可になっていますが、そこにあったもの、それは絵コンテの表紙とその中身の計3枚の画像とともに幻の最終回と銘打った、タイトルも然ることながら、その内容までもファンの想像をはるかに越えた、衝撃的で残酷なものでした。
 出品されてからすぐ、この話はネット上を中心に広がっていき、様々な推測の中、最終落札価格81000円にて終了、後日このページは閲覧不可となりました。




第61話 「阿鼻×叫喚×レクイエム」

  阿鼻叫喚………地獄に落ちた人々の苦しみの叫び。
  レクイエム………鎮魂歌。

 この事から、阿鼻叫喚は旅団のテロに巻き込まれた人々の事を指し、レクイエムは旅団メンバーからウボォーギンに対しての鎮魂歌(テロ)を指すと思われます。
 つまり61話に関して言えば、テレビで放送されたものとほぼ同じ展開で計画されていたと考えられ、62話(最終話)が原作とは違う作りになっていた事から、62話への導入部であるラストの数分のみ変更されていた事が予測することもできます。
ラスト部分の変更については次の項目へ。



第62話 「緋の目×沈黙×カタストロフ」

  緋の目……………クラピカの目。(推測)
  沈黙………………クラピカの命。(推測)
  カタストロフ………�自然界および人間社会の大変動。変革。
              �劇や小説の大詰め。悲劇的結末。破局。
              *今回の場合は�であると想像される。

 緋の目が沈黙する=クラピカが死ぬ。
実際、オークションにて公開されていた一枚にそれを匂わすエピソードがあります。

左眼の潰れたクラピカ。
去ろうとするクラピカの肩に手を置き、止めようとするレオリオ。
クラピカは何か言おうとするが、自身の身体をレオリオに向け、彼の手を自分の左胸に当てがう。
すると急にレオリオの表情が強張る。彼はクラピカの心臓が今にも止まりそうだという事実を知り慄く。
クラピカはレオリオに何かを伝えようとし、そしてそのまま去っていく。
一人、死を迎えるべく去ろうとするクラピカを、彼に 死が近づいているその事実を知らないゴンは呼び止めようとする。しかしそれはレオリオに止められてしまう。

『行かせてやれ。あいつはもう……』

眼を抑え、仲間に何も告げず去っていくクラピカ。
『死』という事実に気付き、止まらない涙を拭うゴン。
また、キルア自身もその事に気付き、口元を抑え、酷く狼狽する。(コンテより脚色)


さらにこの部分のバックには、主題歌『太陽は夜も輝く』の【(君の目に)焼きついて離れない。終わりなく続く歌、思いさえ超えていく】というこの歌の一番の盛り上がり部分が流れています。


 クラピカが死への道を歩んでいく、それこそが62話のタイトルにある【緋の目】の【沈黙】であり【カタストロフ】なのでしょう。



 何故、クラピカは死ななければならなかったのか。
彼の最後の姿、左眼は潰れ、目の下は僅かにくまが出来、髪の毛は乱れている、何とも痛々しい姿であり、それと同時に彼の命は尽きようとしている。
 左眼の怪我だけでは、命が失われるほどのダメージを受けるとは考えにくい。
それでは何故、クラピカは『死』に瀕していたのか。
 それは彼自身の【念能力】に関係があるのではないだろうか?

 彼は旅団への復讐の為、鎖を具現化し、それを旅団以外の人間には使用しない、そして鎖の力の強化のために自身の命を賭けた。原作から旅団専用の鎖のうち、小指の能力【律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)】は他の人間に使用できる事が判明したが、中指に関しては依然として不可である事になっている。
 それでは、クラピカは旅団以外に鎖を使用したが為に、己の胸に課した【律する小指の鎖】が発動してしまったのだろうか。

 では、早速61話を振り返ってみようと思う。
61話では、ウボォーギンの弔い合戦の為にセメタリ—ビルに侵入した旅団の団長クロロが、十老頭が旅団抹殺の為依頼した暗殺者(これにはクラピカも含むが、この時は不参加)と交戦し、数人を殺害、ウボォーギンへの鎮魂歌を奏でたあと、同じく十老頭の依頼を受けたゾルディック家のゼノ・シルバと対峙する所で終わる。
  これがテレビで放送された61話の大まかなストーリーである。
 上記の61話のサブタイトルから、テレビ放送とほぼ同一の内容になっていたと予想されます。
 では、どのような導入部分が61話ラストにあったのだろうか。

 絵コンテには【(レオリオの)表情が強張る】【(クラピカの)心臓が今にも止まりそう】という指示が監督の手によって書かれています。 それはつまり、クラピカが自身が決めた制約と誓約を破り、その為に【律する小指の鎖】が発動してしまったと考えるほうが自然だろう。
 すると、クラピカは一体誰に鎖を使ったのか。
 あの状況で考えられる人物、それはゾルディック家の人間ではないだろうか。
暗殺を依頼された人間は、クラピカ・ゼノ・シルバの3人以外はクロロによって始末されたと思ってもいい。何故なら以後、彼らが登場しているシーンは見ていないからだ。
 61話ラスト、クロロv.s.ゾルディックの図が出来た所に、旅団のビルへの侵入を知ったクラピカが割り込んでくる事も考えられなくはない。むしろ、その方が自身の課した制約と誓約を破ることになるに相応しい舞台なのではないだろうか。

 クラピカは、友を、仲間を、家族を殺した旅団に復讐すべくハンター試験を受け、命の危険にさらされながらも資格を修得し、また自身に重い枷をつけ今まで生きてきた。そして、その仇とも言うべき旅団の頭である団長・クロロが目の前にいる。当然、冷静に物事を判断することは出来る筈がない。彼の頭の中には【復讐】の文字しかないだろう。
 また、ゾルディックも依頼されたからにはプロとして依頼を果たす義務があり、邪魔する者全てを実力で排除するであろうことが予想できる。
 ここで、クラピカ・クロロ・ゾルディックの三つ巴の構図が完成する。

 クラピカは、原作で旅団の死が確定するまで(もちろん誤情報だったが)ゴン達には協力を求めるどころか、連絡をとる事さえしなかった。ここに旅団への復讐は自身の手で行うという彼の意志がはっきりと読み取る事ができる。その事から彼がゾルディックと手を組みクロロを殺害するとは考えにくい。
 彼は、クロロと対峙するためにゾルディックとも戦う事になったのだろう。
 しばらくの間4人での交戦は続き、クラピカは遂にゾルディックへ鎖での攻撃を仕掛けてしまう。途端、発動する鎖。瀕死のクラピカ。
 あくまで想像の粋を脱しないが、この時にイルミから十老頭暗殺完了の連絡が入り、ゾルディックの面々は退却したのだろう。そしてクロロ自身もまた、命の危険は無いにしろかなりの怪我を負っていたのではないだろうか。
 当初の望みの通りにクロロと二人きりになる事が出来たクラピカは、最後の力を振り絞り死闘を繰り広げる。結果、クロロを殺す事が出来たのではないだろうか。そしてそれは、絵コンテの【クラピカ、僅かに微笑みながら口パク】部分に繋がっていくのではないだろうか。
 クラピカの、その清々しいまでの笑みには、復讐を果たす事が出来、思い残すことなく死んで行けるという彼の想いが現れていたのかもしれない。

 古橋氏もアニメ終了時にクラピカに対してこうコメントしています。
 後半のクラピカのとらえ方だけは、意図的に原作と変えました。悪人といえど人を殺した段階で、クラピカは同じステージに降り立ったわけです。復讐される側に立っているのに、幸せになれるはずがない。人殺しの罪は何より重く、それを清算する方法は一つしかないから。クラピカは、あえてその生き方を選んだ。覚悟の上で散っていくという未来が、クラピカにはふさわしい。……わたしはそう考えています。(ソニー・マガジンズ刊『AX』2001年6月号より)

 このコメントから、クラピカはクロロを殺してから死んだと考えた方が妥当だろう。
 個人的には、最終回(未放映の方)のキャスト欄にもオークションの司会役が書かれていた事から、クロロを殺した後、オークションにて仲間の目を取り戻し、そして、61話でクラピカを探す為にセメタリ—ビルに駆けつけようとしたゴン達と再会、一人立ち去る、というストーリが予想できなくもありませんし、その方がよりストーリに盛り上がりが出来るのではないだろうかと考えたりしてます。
 でもそんなに心臓が持たないだろうよ(笑)と思う自分だったりします。

 本当は、クラピカが旅団12人血祭りにし、団長は自身の本の世界に逃亡し、それをクラピカが追って行った(のか?)そうな。(この辺は、本当に詳しく知らないので何とも言えないけれど)


 

 この作品の主人公であるゴン。彼にもまたエピソードが残されていた。
 それは以下の通りである。


見覚えのある人物を見つけ、坂を駆け下りていくミト。
それに気付き、振り返る男。
ミトは懐かしいその男の下に駆け寄ると、そのまま彼を抱き締める。

『やれやれ、見つかっちまったか』

男はそう言うと顔を上げる。
それはまさしく、ゴンの探していた人物【ジン】であった。
ゴンもまた、彼のもとに駆け寄ろうとするが……(絵コンテより脚色)


このシーンは『太陽は夜も輝く』の【(急ぐわけも無く)過去は消え去り、讃えるものなら(ここにあるのさ)】の部分が流れています。



 これこそ本当の最終回。
 ハンター最大のテーマは『家族』、ゴンやジンがそこに何を求めているのかはまだ分かりませんが、作品・HUNTER×HUNTERの、そしてゴン自身の当初の目的である【父親探し】はここで終わることになります。
監督自身、
 作り手の義務として最終回は、最低限、見てくれた人に物語の終わりを示したいと思っていました。しかし、色々な事情もあり、中途半端なところで終わらざるをえなかった。それだけが残念です。(ソニー・マガジンズ刊『AX』2001年6月号より)
と言っている通り、アニメハンターを終わらせるつもりで、このシーンを描いたのでしょう。

 また、こちらは裏が全然取れなかったので書こうかどうか悩んだのですが、ここに書かれている事の殆どが推測で成り立っているし、ここ最近になってそれについて某所で色々と書かれ始めたのでやっぱり書くことにしました。
 7年後の世界、ジンがシルバを殺し、さらに、ゴンがキルアを殺す。
クラピカの死直後、キルアには何か心理的に変化があったのでしょう。ゾルディック家に出戻り。シルバがジンの暗殺依頼を受け殺しに来るが逆に殺され、その尻拭いをキルアが担当、で、ゴンが止めに入ってキルア死亡。(あまりにも間が開いてしまって記憶が定かではないので、某所のを参考にさせて頂きました)

 このエピソードから推察するに、おそらくキルアはクラピカの復讐劇を見(知り)、自分の中の人殺しの人格とそうでないものの葛藤を経て暗殺者としての道を選んでしまったのでしょう。
 ゴンはキルアを殺してしまった時、何を考えたのでしょうか。
 キルアがゾルディックとしての道を選び帰ってしまった時、一種の裏切りの感情を抱いていたのかもしれませんし、それが彼の選んだ道なのだからと考えたのかのしれない。そして、忘れた頃にやってきた初めての友人は、実の父を殺しに来た。
『何故キルアが?!』と考えたのかもしれない。
『やっぱり来たんだね』、そう思ったのかもしれない。
 しかしながら、ゴン自身はジンを殺しに来たキルアを止めに入る。
ジンに死んで欲しくなかった。
そして、キルアに殺しをして欲しくなかった。
そんな2つの感情が相入り乱れたのかもしれない。
その結果、ゴンはキルアを殺してしまった。

 詳しいことは本当に分かりませんし、当時はほとんどオークションにて公開されていた絵コンテの内容しか論議されていなかったため、真実は闇の中です。しかしながら、考えられなくも無いラストではあります。ゴンとキルアは、最初から相容れない種類の人間でした。【光と闇】、決して交わる事の無い。その別れのエピソードはいずれ原作でも語られる事でしょう。




 アニメ・ハンター×ハンターは、日本アニメーションにとって世界名作劇場終了後初のアニメ作品であり、その物語にはゴンの父を探す旅という一つの目的があった。日アニ自体、そのような始まりだったハンターがここまで深い作品となっていく事は考えてもいなかったでしょうし、恐らく、予想もしていなかったでしょう。
 ヨークシンシティー編は、3月での終了が決まっていたからこそ放送が出来た事と思います。放送規制の厳しくなった昨今、皆殺しやテロ描写を夕方6時代にここまで表現する事は不可能に近いから。しかし、その残酷な描写の中にある『何か』を読み取る事こそ冨樫義博氏の作品を読む醍醐味の一つでもあり、スタッフの方々もそれを知っており、またその事を理解しているからこそ、作品・HUNTER×HUNTERの一つの山場であるヨークシン編を描きたいと思い、ほぼ不可能だろうと思われた延長への道を必死に頑張ってきたのでしょう。


   ここまで書き込んでおいて、ここで終わるのは中途半端な感じがしますが、結局、この幻の最終話も制作が途中で終わり、テレビで放送された中途半端なラスト(いかにも続編ありのような)に変更されてしまった今となっては、スタッフと原作者、そしてこの絵コンテを落札した人にしか分かり様がありません。
 私自身、幻の最終話を見たいと思いながらも、心の奥底ではテレビで放送された方が最終回として流れた事に安堵していたりもします。
 クラピカに思い入れはありませんでした。かといって、ゴンに感情移入して見ていた訳でもありません。ハンターに対して熱くなりながらも一線を引いて、冨樫氏の世界を自分なりに解釈し、そこから新しい発想で描かれていく古橋氏のハンター×ハンターという作品を見ていました。中には自分の考えに反したものもありました。作品として褒め称えたいと思う素晴らしいものもありました。最終的な結果として、アニメ・ハンター×ハンターは、その時放送されていたどのアニメより底辺の深い、流れに空気を感じることのできる作品に仕上がっていたと思っています。

 途中で終わらなければ、この先どのようにまた新たな解釈でアニメを見せてくれていたのだろうか、それを考えると残念でありません。
 OVAではヨークシン編の要といわれる【9月4日】が描かれます。テレビより規制の少なくなった分、そこにどのような新たな解釈を持ってくるのか、新たに監督に抜擢された方に期待したいと思っています。




補足説明
  絵コンテの内容の文章は100%正解ではありません。絵コンテの内の指示と描かれた絵を元に個人が推察したものであり、文章で分かりやすく説明する為に多少の肉付け(小説的なもの)をしております。

  著作権に関わる問題である可能性があるので、絵コンテ自体の引用は避けました事をご了承下さい。

  また、ここに書かれている内容に関して、クラピカの死・ジンとの再会(この件に関しては確定事項であることをご報告させて頂きます)以外はあくまで私個人の推測に基づくものであり、実際の内容とは異なる場合があります。つか殆ど違うと思います。

  この文章は、【ハンター幻の最終回】に関しての論文的な立場で読んで頂ければ、内容・文章に関しては問題なく読めるかと思いますので、出来ればそう判断して頂いて読んで頂ければ幸いです。

  この件に関しての掲示板でのご意見(誹謗・中傷含む)は受け付けておりませんし、お答えできませんので、もし何か御座いましたら、お手数ですが当サイトに設置されているメールフォームをご使用下さいませ。」



2chにおける書き込みと上の考察の間には、クラピカの死に方等において若干の齟齬があるものの、おそらく絵コンテとされるもの自体は本当にあったと信じても良いと思う。というのも自分自身まだ目の当たりにしたことはないけれど、ちょくちょく2ch上にupされている痕跡があるからだ。
それにしても最後にクラピカが死にゴンがジンに会えるという終わり方だったとは…2chでは叩かれてるようだけど、OVAの質のあり得ないほどの低下のざまを考えると、その案でテレビ放映でキチッと終わらせておけば良かったのではないかと思う。(OVAのグリードアイランド編はもう見たくない。)

とまぁこう言った風に、2chのハンタ関連の過去ログを漁りながら、情報なり小ネタなりを収集していきたいと思う。あくまで参照媒体はネット上であるため、真偽ついては保証しきれないところもあるんで、そこんとこよろしく。
ちなみにもし絵コンテの画像を見つけたら引用したいと思う。

・・・ということで発見しました。どうぞ。


↓↓↓絵コンテ画像はここに…あ、アクセス拒否されてる(2013/3/29確認)↓↓↓

http://bbs.avi.jp/photo/455972/3816
http://bbs.avi.jp/photo/455972/3818
http://bbs.avi.jp/photo/455972/3819



追記
2012/2/26 現在までに、このページが2chで一回、Twitterで一回大きく拡散されている模様。
ただし一部は絵コンテの内容から逸脱した情報も拡散されているようだ。
絵コンテや監督のコメント以外の内容についてはソースがないのでお気をつけを。
絵コンテが全部見れたら見たいんだけどなぁ。だれかUPしないかなぁ…
2012/4/25 4chanで少し拡散された(`・ω・´)

絵コンテに疎い自分の疑問。上の絵コンテに記載されているページ数65(一番下のURL)は、TV用絵コンテ枚数の平均からみればどのあたりの時間帯にあたるのか。もしそれが終盤の残り1、2分にあたるならば、7年後云々については放送時間が足りないためにデマであるといえるだろう。またそれがTV版最終話と同様に「太陽は夜も輝く」の歌が終わるまでの時間ならなおさらそうだと言える。「過去は消え去り讃えるもの」が『太陽は夜も輝く』の歌の全体のうちどの時間帯に当てはまるか…
(百花繚乱というアニメは絵コンテが百数十枚はいくらしい…それが平均だとすると65というのは中盤にあたる?)

もし何か情報や推測があるなら是非コメント欄に書き込んでいただけるとありがたいです。(´・ω・`)
コメント
コメント
あくまで2ちゃんの書き込みなので信憑性は薄いですが
↓の173~198辺りのレスも参考までにどうでしょう
http://mimizun.com/log/2ch/anime/1003243081
2012/12/13(木) 22:07:48 | URL | 名無し #-[ 編集 ]
ついでに「絵コンテ自体が捏造」と言われる事もありますが、完全な証拠にはなりませんが同じ古橋監督のるろ剣の絵コンテの描き方がよく似ているので、監督が描いたものの可能性は高いと思います。
るろ剣の絵コンテ
http://www22.atwiki.jp/anime-ruroken/pages/16.html
他のアニメーターの絵コンテ(※ガンダムの1枚目の絵コンテは古橋監督)
http://oekakigakusyuu.blog97.fc2.com/blog-entry-234.html
2012/12/13(木) 23:10:27 | URL | 名無し #-[ 編集 ]
対応が遅くなって申し訳ないです。参考になります!
2013/01/07(月) 17:15:18 | URL | 管理 #-[ 編集 ]
何がわかるわけでもないですが、画像をいじると絵コンテの裏にうっすら見えていた絵が見やすくなって面白かったです。
https://www.zeta-uploader.com/ja/openfile?hash=198880948&rel=198880948.jpg
https://www.zeta-uploader.com/ja/openfile?hash=927246947&rel=927246947.jpg
https://www.zeta-uploader.com/ja/openfile?hash=146324723&rel=146324723.jpg
2013/01/09(水) 20:18:43 | URL | 名無し #mA3SaVTA[ 編集 ]
おおすごい!見やすいです!
前面の線を消していけば、裏のはっきりした画像がてにはいりそうですね。(できるかな・・・)
2013/01/16(水) 10:50:42 | URL | 管理 #-[ 編集 ]
https://www.zeta-uploader.com/ja/openfile?hash=643336706&rel=643336706.jpg
https://www.zeta-uploader.com/ja/openfile?hash=1724650258&rel=1724650258.jpg
https://www.zeta-uploader.com/ja/openfile?hash=45971311&rel=45971311.jpg
やってみましたけどうまく出来ませんでした、やり方が悪いのかな…
あと反転しました。
少し分かったのは、
・2枚目はカット数が2?5~2?9と続きますが表のページの「271 269と同ポ(同ポジションの略、同じカメラ位置の意味らしい)」からして275~279のカットだという事
・3枚目はカット数が297~301なので表のページの前のページだという事
まあ絵から推測出来そうな所ではありますが…
2013/01/17(木) 02:42:15 | URL | 名無し #l/1fEPD6[ 編集 ]
改めて記事の考察を読み返すと、「クラピカが旅団12人血祭りにし~」や7年後云々からしておそらくコメントの2ch過去ログの関係者らしき人のレスを当時読んだ上で描かれたものなんでしょうね。
その関係者らしき人のレスに「クラピカの最期は、『妖鳥シレーヌ』だった」とありますが、デビルマンを読んだことがないのでWikipediaからですが
「デビルマンの鳩尾を貫き重傷を与えるも、止めを刺す寸前に絶命しそのまま立ち往生した。」
とありますが、クラピカの最期もそんな感じだったんでしょうかね。
2013/01/18(金) 23:44:36 | URL | 名無し #l/1fEPD6[ 編集 ]
ここに書くのもあれですが、どうやら画像元からアクセス拒否がなされているようなので、絵コンテ画像を記事に全部載せることにしました。(これでGoogle画像検索にも引っかかるようになるはず。)

ちなみに旧ハンタの関係者がTwitterにいるみたいなんですけど、誰かこの件について聞いた人っているんですかね〜
2013/03/30(土) 00:12:11 | URL | 管理 #-[ 編集 ]
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