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中国湖南省環境保護当局の発表によると、今月25日、同省邵陽市邵陽県の村民が体長約90センチもあるネズミを捕まえて殺した。その後、ネズミは酒の肴となり、村民らの胃袋に収められたという。30日付で北京晨報が伝えた。
同県五峰舗鎮冷水村揚子江組では近年、養殖している魚が大量にいなくなる事件が頻繁に発生しており、村民らが連日連夜、養殖場を見張っていた。すると、特大のネズミが2匹、魚を食べているところを発見。村民らは何度も捕獲に挑んだが、その度に逃げられていた。
25日午後、村民の莫明祥さんらが養殖場を見張っていたところ、特大のネズミが1匹あらわれ、大きな口を開けて魚を食べ始めた。莫さんらは準備していた農具でネズミを包囲し、殴り殺した。
ネズミはオスで体重は5.1キログラム。村では80歳を超えるお年寄りも「こんな大きなネズミは見たことがない」と驚いたという。ネズミはその後、村民が数人がかりでさばき、酒の肴となった。骨が固すぎて、調理の過程で包丁を2本も壊したという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)